赤い月のもの-1
朝
とうとう来てしまった。
月岡さんのアソコから血が流れてきた、これは生理だ。
いじり過ぎて血が出たにしては止まらない。
僕は、早速クスコを差し込んで覗いてみた。
奥にある子宮口から一筋の血がポコポコと溢れてきて銀色のクスコを通りテーブルに落ちた。
「すごい、これが子作りの準備なんだ」
とは言ってみたものの
当の月岡さんはテーブルの上で足を広げながら無関心に天井を見つめている。
「さすがにこれではＨが出来ないな、いつまで続くのかな？、これは本人に聞くしかないよね」
生理用品などないからティッシュを当ててから、「こっちおいで」と寝室に連れていき、
床に血がつかない様に座らせると、最後に魂を抜いた時のフェラチオしている姿勢にさせた。
そしてベットに置いてある月岡人形を頭に挿して、しばらくしてから、
魂の戻った月岡さんは動き出した。 気持ちいい。
髪の毛を掴んで見た顔が、つらそうでたまらない。
「……うっ」
嗚咽を漏らす月岡さんは手を止めて、
「もうムリです。何時間すればいいんですか？」と訴えてきた。
そうか、毎日イク寸前で魂を抜いてから射精してたもんだから、
彼女にすれば何時間も咥えている事になる、
とはいえ「下手なんだよ」と言うと、
「ゴメンなさい うまくイカせられません。それに、口より体が痛いし、………………え！」
自分の股からティッシュが落ち、そこに赤い染みができている事に気づいたらしい。
「そう、生理になっちゃったよ。 これって何日続くのかな？」
月岡さんは時計を見てから僕を睨みつけると、
「…………どうゆうこと？ 私を止めていたって事ですか」と怒りだした。
「止めないって約束したじゃありませんか！ 何日私を人形にしていたのよ！」
「何日って？ 昨日だけだよ」
「昨日からな訳ない、私の体こんなにやつれているはず無いじゃない！
ヒドイ、あの日から何日たっているのよ」
「だから、昨日だって」
「そんなはずない 私は約束守ってるのに先輩は破ったんですか！」
「うるさぁい！」まったく、魂を戻すと、これだから困るんだ。
「僕が先に質問したんだ 答えろよ 生理は何日続くんだよ」
「いいたくありません」
「あっそ、それじゃ〜頭に戻って聞いてみるしかないな」
「！！ずるい そんなのずるいよ ああ、こんなに荒れて体中が痛いし」
月岡さんは自分の体や手の甲を見て嘆いている。
言われてみれば少し痩せたような気がする。
残飯以外は僕の体液しか飲んでないからなぁ〜
精力つくと思ってたのに違ったようだ
「今度ビタミン剤買ってくるよ。月岡由紀奈〜」
と名前を呼べば魂で作られた人形が出てくる。
涙でボロボロになった頭から月岡人形が出て落ちた。
ぼぉっと手を見つめている月岡さんの頭掴んで引き寄せると、条件反射でフェラチオするのだが、
やはりこれは魂のある方がうまい。
「ゴメンね月岡さん、そういえば痩せたよね、ずっと体液ばかりだったからだね、気付かなかったよ
今日はビタミン剤を買ってくるからね、やっぱり本人じゃないと分からないもんだよな」
僕は魂で出来た月岡人形を咥えて、しばらくしてから頭の中で声が聞こえる。
（ぅぅ……う… え！ うそーホントに頭に戻ってる！ヤダ、やだよー）
「うるさいなぁ 僕の質問に答えないからだろ」
（私を体から離さない約束じゃない 約束破ったのは先輩じゃない）
「１日だけだろ」……本当はかなり経ってるけどね
（ウソよ 生理だってこんなに早く来るわけ無いし）
「周期は覚えてないんだろ いい加減にしてくれないかなぁ」
（じゃぁ今日は何日か言ってみてよ）
「うるさいな 僕の質問が先だよ！ 生理はどのくらいで終わるんだよ」
（ズルイ！約束が違う！ヒドイ！裏切った！）
「きけよ！ 生理はどのくらいで終わるんだよ！」
（５ 質問しないでよ 聞きたくない 一週間 ５ だめえええええ）
「どっちだよ？ いやどっちでもいい５〜７日なんだな」
（そうよ その間は血だらけになるわよ、ざまあないわね）
「血はキライだ 止める方法はないのかよ」
「あるわけないでしょ ぴる ああああああ」
「ピルって売ってるのか」
（医者に行かなきゃもらえないわよ そんなことより、なんにち……）
っぺ！ 人形を手に吐き出した。
人形は器に入っていない間は時間が止まっている
彼女の訴えは次に器へ戻した時に続きが始まる、
せっかく怒らせたんだから、楽しいシチュエーションで続きを聞く事にしよう。
「それより」
手の上の月岡人形を見ながら、僕は絶望している。
「一週間できないのかよ、最悪だ……」
残念な月岡さんをトイレに座らせてから、会社に向かった。