夜中に-3
タクミの手を握りしめ、
頬に擦り付ける。
そのままオナニーをしているちづるは
泣き出してしまった。
頭の中でどうにか、
言葉をまとめようとする。
「ふぅっ、 ぅっ、
タクミ く、 ふぅっ、ぇ
好きなの 〜っ、 んん
別れたく ない っ 」
「、 、 、 、、。」
「ぅ んんっ 〜っ、んっ ん
ふ ぅっ ん、ぅ 〜っ、」
タクミ君
困ってる ?
でも
私は
「 側に いたい の
〜っ、ぅ
〜っ でも、タクミ君が
別れたいなら、 、
別れる
、っ、 ん んんっ、
ふぅっ、 んっ
ぅ、 ぅうっ ! ん んん
大事な話 って、 、
ライン きてから
ずっと
〜っ 怖かった 」
「、 、 、、、 、 。」
「 怖かった 、、、 」
涙がポロポロと溢れる。
タクミは無言でちづるを
見つめている。
息が、静かに荒くなっている。
無言で布団の横に置いてある
ティッシュを1枚、取った。
そのティッシュをちづるの顔に
近づける。
涙を拭いてくれる、
ちづるはそう思った。
しかし、
タクミはティッシュを、
ちづるの目ではなく鼻に近づけた。
タクミが言う。
「 ちょっとだけ、
出ちゃってる ?
スマホ 借りるね。
、 、、あ、やっぱり。」
「、 っ 、 ぁ 。」
「 鼻血。」
「!
、 、 、 、 」
タクミはちづるのスマホを持つと、
その灯りでちづるの顔を見た。
タクミの言葉を聞いたちづるは、
頭の中が急に静かになった。
オナニーをピタリと止める。
「〜っ、 、〜っ、、」
左手をパンツから抜くと、
パジャマで拭く。
そのまま、
震える手でタクミの手から
ティッシュを受けとる。
ティッシュで鼻をおさえる。
心臓の音が、徐々に早くなる。
急激に悪夢の中にいるような
感覚に襲われる。
その時。
荒い息をしていたタクミが、
布団から出て立ち上がると
急ぎ足で隣の部屋に行ってしまった。
ちづるは、布団の中で呆然とする。
「、 、っ、! 、
〜っ、
まっ て、」
タクミ君
待って、 ! 、
「〜っ、ふ、ぅ、っ、!!
タクミ く、 」
ちづるは布団の中でうずくまり、
固く目を閉じた。
胸の中で別れを覚悟する。
タクミは急ぎ足で戻ってきた。
ちづるは驚いてタクミを見る。
タクミは手にコンドームを持っていた。
ズボンとパンツを一緒におろして、
それを脱ぎながらちづるに言う。
「しよっか。」
「ぇ、? 〜っ、」
タクミは勃起している。
座ると、コンドームを着けた。
豆電球の部屋の中、タクミは、
荒い息でちづるのかけていた
羽毛布団をはぐ。
ちづるのズボンとパンツも、
一気に脱がした。
ちづるはタクミ行動に驚いている。
鼻をおさえたまま、目を丸くしていた。
ちづるの脚を、なかば強引に開くと、
一気に自分のモノを押し込んだ。
タクミは、荒い息で興奮している。
「っ、はーーー、、
ぁ″ーーー、、、っ、」
ちづるの腕を押さえつけ、
唸るような吐息を吐いてSEX をする。
「ん、 んん、タクミ く、」
「っ、はーー、 はぁ、 、
ちょっと
激しくしちゃう かも
鼻血 平気?
見してみ? 」
「 ぇ? はぁ、、 や、! 」
やだ !
「止まったか 確認しなきゃ、 」
「ふ、 ぅ、! でも、 、」
エッチ しながら
鼻血の確認
してもらうなんて
〜っ、! 、 、
「やっぱり
や だっ、 〜っ、
や だっ、! 」
「なんで」
「〜っ、ぅ、う! 」
「、、恥ずかしいの?」
「ふ、っ、! ん
「、、そーだよね、、
エッチしながら、鼻みられる
なんて、、恥ずかしいよねぇ。」
「っ、! ふ、、 ぅう、
ん、 んん、! 」
「でも、大丈夫だよ、、
はぁ、、、
ちづちゃんの
恥ずかしい所なら
いっぱい見てるよ?」
「 っ、、 ぅ、 〜っ、
〜っ、 」
「 ほら 見せて、、」
タクミは
強引にちづるを押さえつけると、
ティッシュを取り、
ちづるの鼻を見て確認する。
「ん、 多分、止まった
っ、はーーー、はぁ、、 」
「ん、 ふぅ、 うっ、 、! 」
「 俺の事なんて
分かんなくていいよ、、。」
「 ぇ? 〜っ、 ? 」
「ちづちゃんはーー、
そのままで、いーの。」
こんな
怖がりなちづちゃんが
俺の事なんて知ったら
ストーカーになっちゃいそうな
執着心 むき出しの
俺を知ったら
きっと 離れるだろうな