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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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夜中に-3

タクミの手を握りしめ、
頬に擦り付ける。
そのままオナニーをしているちづるは
泣き出してしまった。
頭の中でどうにか、
言葉をまとめようとする。

「ふぅっ、 ぅっ、 
 タクミ く、 ふぅっ、ぇ
 
  好きなの 〜っ、 んん

  別れたく ない  っ 」


「、 、 、 、、。」


「ぅ んんっ 〜っ、んっ ん 
  ふ ぅっ ん、ぅ 〜っ、」

 
  タクミ君
     困ってる ?

 でも

     私は


「 側に いたい の  

    〜っ、ぅ 

 〜っ でも、タクミ君が
 別れたいなら、 、

   別れる

 、っ、 ん んんっ、
 ふぅっ、 んっ 

ぅ、 ぅうっ ! ん んん
  大事な話  って、 、
 ライン きてから
  ずっと

  〜っ 怖かった  」


「、 、 、、、 、 。」


「 怖かった 、、、 」


涙がポロポロと溢れる。

タクミは無言でちづるを
見つめている。
息が、静かに荒くなっている。
無言で布団の横に置いてある
ティッシュを1枚、取った。

そのティッシュをちづるの顔に
近づける。

涙を拭いてくれる、
ちづるはそう思った。

しかし、
タクミはティッシュを、
ちづるの目ではなく鼻に近づけた。
タクミが言う。

「 ちょっとだけ、
   出ちゃってる ?
 スマホ 借りるね。

 、 、、あ、やっぱり。」

「、 っ 、  ぁ 。」

「 鼻血。」


「!

 、 、 、   、 」




タクミはちづるのスマホを持つと、
その灯りでちづるの顔を見た。
 
タクミの言葉を聞いたちづるは、
頭の中が急に静かになった。

オナニーをピタリと止める。

「〜っ、 、〜っ、、」


左手をパンツから抜くと、
パジャマで拭く。
そのまま、
震える手でタクミの手から
ティッシュを受けとる。

ティッシュで鼻をおさえる。
心臓の音が、徐々に早くなる。
急激に悪夢の中にいるような
感覚に襲われる。

その時。
荒い息をしていたタクミが、
布団から出て立ち上がると
急ぎ足で隣の部屋に行ってしまった。

ちづるは、布団の中で呆然とする。

「、 、っ、! 、
     〜っ、 
        まっ て、」


   タクミ君

 待って、 ! 、

  
「〜っ、ふ、ぅ、っ、!! 
 タクミ く、 」 

ちづるは布団の中でうずくまり、
固く目を閉じた。
胸の中で別れを覚悟する。

タクミは急ぎ足で戻ってきた。
ちづるは驚いてタクミを見る。

タクミは手にコンドームを持っていた。
ズボンとパンツを一緒におろして、
それを脱ぎながらちづるに言う。

「しよっか。」

「ぇ、? 〜っ、」

タクミは勃起している。
座ると、コンドームを着けた。

豆電球の部屋の中、タクミは、
荒い息でちづるのかけていた
羽毛布団をはぐ。
ちづるのズボンとパンツも、
一気に脱がした。

ちづるはタクミ行動に驚いている。
鼻をおさえたまま、目を丸くしていた。
ちづるの脚を、なかば強引に開くと、
一気に自分のモノを押し込んだ。

タクミは、荒い息で興奮している。

「っ、はーーー、、 
  ぁ″ーーー、、、っ、」

ちづるの腕を押さえつけ、
唸るような吐息を吐いてSEX をする。

「ん、 んん、タクミ く、」

「っ、はーー、 はぁ、 、
 ちょっと 
 激しくしちゃう かも
   鼻血 平気? 
     見してみ?  」

「 ぇ? はぁ、、 や、! 」

   やだ ! 


「止まったか 確認しなきゃ、 」


「ふ、 ぅ、! でも、 、」

 エッチ しながら

  鼻血の確認 
   してもらうなんて

  〜っ、! 、 、


「やっぱり
  や だっ、 〜っ、
     や だっ、! 」

「なんで」

「〜っ、ぅ、う! 」

「、、恥ずかしいの?」

「ふ、っ、! ん

「、、そーだよね、、
 エッチしながら、鼻みられる
なんて、、恥ずかしいよねぇ。」

「っ、! ふ、、 ぅう、
  ん、 んん、! 」

「でも、大丈夫だよ、、
 はぁ、、、
 ちづちゃんの
  恥ずかしい所なら
    いっぱい見てるよ?」

「 っ、、 ぅ、 〜っ、
 〜っ、 」

「 ほら 見せて、、」


タクミは
強引にちづるを押さえつけると、
ティッシュを取り、
ちづるの鼻を見て確認する。

「ん、 多分、止まった
 っ、はーーー、はぁ、、 」

「ん、 ふぅ、 うっ、 、! 」

「 俺の事なんて
  分かんなくていいよ、、。」

「 ぇ? 〜っ、 ? 」

「ちづちゃんはーー、
  そのままで、いーの。」

   こんな 
  怖がりなちづちゃんが

 俺の事なんて知ったら

  ストーカーになっちゃいそうな

 執着心 むき出しの 
      俺を知ったら

  きっと 離れるだろうな


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