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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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約束-1

SEXが終わると、ちづるはすぐに
服を着る。
急ぎ足で濡れたタオルを持って
お風呂に入った。
その後にタクミがお風呂に入る。
タクミがお風呂に入ってる間に、
ちづるは夕飯の準備をする。

風呂上がりのタクミは頭を拭きながらソファーに座る。
ふと、夕飯の準備をしているちづるを見ると、なんとなく元気がない。
疲れているようにも見えた。
タクミが声をかける。

「ちづちゃん、疲れた?」

「え?」

「なんか、元気ないねー。」

  漏らしたからかな?
   ってか 
    いつもの事なのに

「んーん、、。 大丈夫。

 、、、、なんか今日
 買ったお惣菜ばっかの
  おかずになっちゃった。」

「ん? そーなの?」

「、、ゴメンね。 
  なんか、ちょっと心配で、、」

「? 何が?」

「ぁの、、大事な話が、
     気になって。」

「、、ぁーーー。」

「あ、。 食べよっか?」

「うん。」

2人は、いただきます、
と言って箸を持つ。
しばらく沈黙する。
タクミが大事な話をしなければ、
この雰囲気はずっと続くような
空気になった。
タクミが口を開く。

「大事な話っつーのは、、、」

「、、うん、」

「俺と さぁ、。」

「うん、、。」

「、 、、結婚してよ。」

「ぅ、ん? え!? 」

「、 、、 ってのは嘘でぇー」

  嘘 ではないけど


「俺と デートしてよ。
     外で。」

「、 、 、、、 」

ちづるは目を丸くして驚いている。
しばらく黙った後に口を開く。

「、え? それが、 、
   大事な話 なの?」

「うん。

、、っつかさー、前も頼んだのに
 ちづちゃんスルーしたじゃん。」

「、 、 、 、、。」

「考えとく、とか言ってさー。
 だからもう一回、
ちゃんと頼もうと思ったの。」


「、 、 、 、 、、。」


「、 、、どーしたの?
なんか言ってよ。
   変だよ、顔。」


「、 、、っ、 、、

 作れば 良かった、、。」


「 ? 何を?」

「、、、酢豚。」

「 ? すぶた?  ? 」

「、 、、 、、。」


  本当に最初から それが
   大事な話だったのかな

 それとも 私の反応みて

  別れ話を 
  しないでくれた ? 

「、 、、はぁ、。
  やっぱりタクミ君て、」

「 ?」

「何考えてるのか、分からない。」

「えーー? そう?」

「でも、 、、うん、。

    ありがとう。」

「 は? 何が?」

「、、、色々。」

「 なんのお礼か分かんないけど、
 デートしてくれるって事でいい?」

「ぇ? ぁ、、それは、 、、」

「えーー!? してよ!」

「ぁの、、うん、 
    分かっ た。」

「本当に、約束だからね!?」

「ん、、うん、。」

「もー日にち決めちゃおう? ね?」

「 ん、、」

2人はご飯を食べながら、
外で会う日にちを相談して決めた。


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