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ファーストフードでのアルバイト
【青春 恋愛小説】

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アルバイト始める-2

初出勤の日。今日の勤務は17時から22時までだ。

16時半頃に事務所へ入る。

中野Mが制服を渡してくれる。スラックスに赤のポロシャツが制服だ。因みに女子はスラックスではなく膝丈のスカートになる。

事務所には休憩中や仕事あがり、これから仕事の女子が5名ほどいて狭苦しく感じる。

ロッカーをあてがわれ更衣スペースで着替えをするがカーテンだけの間仕切りで外に女子が5名もいるとなんとなく気恥ずかしい。

着替えが終わり中野Mに付き添われ店舗へと向かう。店舗は基本的にカウンター業務3名とバックヤード3名でまわすとの事だ。男子はとりあえずバックヤードで調理から教わる。

今日一日は中野Mから手ほどきを受ける。

22時になって上がりの時間だ。

同じ時間に二人の女子も上がるようだ。上がるときの手順を教わり3人で事務所へと向かう。事務所へ着くと改めて向こうから自己紹介をしてきた。

二人とも4月からバイトを始めたばかりの様だ。

一人は「斉藤 真紀」百合ヶ丘女子大の1年生。明るくボーイッシュな性格で誰とでも気さくに話すことができる感じの子だ。顔は普通といった所か。体型はほんの少しぽっちゃりしている感じで、おっぱいはかなり大きそうだ。

もう一人は「川口 さやか」百合ヶ丘女子大の1年生。小柄で幼児体型だ。こちらも明るく朗らかで誰からも可愛いと思われる性格だろう。目が大きめなのがチャームポイントだ。

二人は学校では知らない存在だったが、バイトを始めて同じ学校だと知ったらしい。バイトの時間帯が一緒なので仲良くなったという。

しばらく雑談した後、着替えて帰途へとつく。

言い忘れたが俺の家は百合ヶ丘からは電車で50分ほどかかる。3人で駅へと向かうが斉藤も川口も乗る方向は一緒だった。川口は15分ほどの所、斉藤は30分一緒でそこから乗り換えるという。川口が降りて斉藤と二人きりになったが屈託のない笑顔で色々と話し込んでいるうちにあっという間に斉藤の乗換駅に着いてしまった。

初出勤は問題なく無事に終わった。働いている女子も性格の良い子が多そうだ。

だが・・・

俺は斉藤真紀に一目惚れしてしまった。

明るくて笑顔が可愛い真紀の顔が目に焼き付いてなかなか寝付けない。

明日もバイトだが真紀も入っているだろうか・・・




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