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ファーストフードでのアルバイト
【青春 恋愛小説】

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アルバイト始める-1

俺の名前は「山中 秀」。

1浪してこの春から大学生になった。入学式やらサークルの新入生の歓迎会やらが落ち着いたGW明けになって、ようやくアルバイト探しを始めた。

とは言っても業種は某大手ハンバーガーチェーン店「L」で都心の学生街にあるお店というのは決まっている。

浪人時代にバイトしていてある程度勝手が分かっているのもあるし、何より在籍している女子のアルバイトが多いというのが一番の理由だ。

あんまり女の子に対して積極的になれない俺だけど、沢山の女子がいれば俺の事を好いてくれる子も中にはいるかもしれない・・・いや、もしかしたらとっかえひっかえ女子を食えるかも・・・なんて淡い想いが俺を突き動かす。

色々と店の情報収集をして、中高大学と一貫教育を行っている百合ヶ丘女学園の最寄駅になっている駅前にある店舗に決めた。

さっそくアルバイトの面接の申し込みの電話を入れ面接のアポを取る。

3日後、面接の時間に合わせて店舗に行くと平日の14時過ぎにもかかわらず店は忙しそうだ。客は女子学生が7割以上だろうか・・・店員さんも女の子ばかりだ。

さっそく店頭にいた店員さんに面接を受けにきた旨を伝えると、奥から女性のマネージャーが出てきた。

「こんにちは。初めまして、マネージャーの中野です。これから事務所にご案内するので少しお待ちください。」
小柄で華奢な感じだがメチャクチャ可愛い・・・

その場で待っていると中野Mが出てくる。
「お店があんまり大きくないから事務所はここから少し離れた所にあるので行きましょう!」

3分ほど歩いて裏通りにある古びたビルの3階に事務所があった。

事務所は狭く、一つの部屋をロッカーなどで間仕切りしていてスタッフの休憩スペース、トイレ、社員の仕事スペース、更衣スペースになっていた。

社員の仕事スペースに通され面接が始まる。

履歴書を手渡し、目を通し始める。

「L」でアルバイトをしていた事に気付いた中野は
「えー!うちの会社でバイトしてたんだ!じゃあ即採用だよっ!うちの店、男子が中々集まらないから経験者だったら大歓迎!」

こうして採用が決まり俺の「L 百合ヶ丘店」での新たなバイト生活が始まった。

「L百合ヶ丘店」は営業時間が朝7時から夜10時までバイトの出勤時間は朝6時から夜12時までの希望の時間帯になっている。

社員は4名で梅店長(男性35歳)、下田マネージャー(女性28歳)、中野マネージャー(女性24歳)、並木マネージャー(女性22歳)の陣容だ。

アルバイトは在籍65人でその内55人が女性で男子は10人しかいない・・・

俺は基本的には夕方から夜にかけて週4回くらいの勤務で希望した。人員不足でシフトは希望通りに入れるとの事だ。

来週から働くことになったが、楽しみだ・・・



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