もう一人の被害者-2
「放してよ!岡本の分際で!」
必死で腕を振り払おうとするが強く握られ離せない。そして逃げる女を追いかける事に異常なまでに興奮を覚えた岡本に腕を引っ張られ床に倒されてしまう。
「きゃあ!」
倒れた瞬間、思わず目を閉じてしまった紀香。気付いた時には岡本が体に覆いかぶさるように抱き着いて来た。
「ヘヘヘ…いつか犯してやりたいと思ってたんだよ!」
そう言いながら腰をくねらせペニスを押し付けてくる。
「きゃあ!止めて!放して!!」
藻掻く紀香に全体重をかけて押さえ込む。逃げ回り汗ばむ少女の体がたまらない。
「グヘヘ!」
完全に目がイッている。岡本は紀香の首筋に吸い付き汗を舐める。
「ひゃああ!気持ち悪い!!変態!!」
紀香の全身に鳥肌が立つ。ヌメッとした岡本の舌の感触に悪寒が走る。押し付けられる性器がグングンと堅さを増す事に気付く紀香。発情した中年に恐怖を感じる。
「俺だって男だ。小娘一人ぐらい押さえつけるのは何て事ないんだ!」
岡本はユニホームの上から胸を鷲掴みする。
「きゃあ!」
我を忘れて激しく揉みまくる岡本。
「無駄に発育いいな!ガキのくせして!」
「止めて!」
抵抗する紀香の手が岡本の顔に当たる。
「い、痛てぇな、このガキ!!」
苛ついた岡本は紀香の髪を掴み引っ張る。自慢のサラサラのロングの黒髪が無残に束ね上げられた。
「い、痛いっ!!」
苦痛に歪む顔。そして目を向けた瞬間、そこにあったのはいつものナヨナヨした表情ではなく、完全なる性犯罪者のニヤケ顔であった。
「あんま暴れんなよ…。大人しくしてればすぐに済むらよ…」
見た事もない岡本の表情にゾクッとした。
「こ、こんな事…周りにバレたらクビでしょ…」
恐る恐るそう言った。
「それもそうだが、バレるって事はお前がレイプされた事も公になるって事だぜ?今まで好意を抱いて向けられてた男子からレイプされた女として好奇な目で見られるようになるんだぜ?」
「そ、そんな…」
「だからお前は泣き寝入りするしかないのさ。俺を馬鹿にするのも止めてな?そしてレイプされた事を黙っててもらうのに、俺の性欲処理をしてもらわなきゃな?」
「い、嫌ですそんなの!」
「嫌だろうが何だろうが知ったこっちゃないんだよ!とりあえずレイプしてやるよ!」
大人の体へと成長する過程に発する独特の匂いに岡本の性欲は掻き立てられるのであった。