投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

介護の果てにあったもの
【熟女/人妻 官能小説】

介護の果てにあったものの最初へ 介護の果てにあったもの 0 介護の果てにあったもの 2 介護の果てにあったものの最後へ

介護学校へ-1

オレは都内の会社へ通勤するサラリーマン。
だった。
そう、リストラされた今は無職のオッサンだ。
家族の何やってるだよ!って目に肩身が狭い
毎日を送っている。

四十を越え、正社員で雇ってくれる業界なん
てまず介護くらいしか思い浮かばない。
ハローワークの資格取得支援制度を使って、
ホームヘルパー2級の資格を取得することに
した。

自宅から自転車で通えそうな介護学校を探す
と、数校がリストアップできた。
その中でも、一番近い学校を選び、入学の手
続きを進めた。

入学当日、その日以降、一緒に学ぶであろう
クラスメイトが教室に集まっていた。

男性も数名いたが、そのほとんどが女性であ
り、オレと同じくらいか年上の女性が圧倒的
に多かった。
順番に自己紹介が続いていく。

クラスの中でも、ショートカットでメガネ
をかけたスレンダーな女性の順番になった。
年齢はオレより少しだけ上か?

「私は、主人が十年前に病気で倒れ、寝た
きりになって以来介護をしています」
「介護の事は多少わかっているつもりです
が基本を学び、主人の介護に役立てるのは
勿論介護の仕事もしたい、、、」

彼女は、言葉に詰まりはじめてしまった。
そして、手で顔を覆って泣きだしてしまっ
た。

周りのクラスメイトが肩を抱き、着席さえ
て彼女の自己紹介が終わった。


介護の果てにあったものの最初へ 介護の果てにあったもの 0 介護の果てにあったもの 2 介護の果てにあったものの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前