〈被虐少女〉-9
やはり愛も少女なのだ。
荒々しく扱ってはならない、ガラス細工のような繊細さを持つ存在だったのだ。
だからこそ虐められる。
弱い者を力で捩じ伏せ、思いのままに姦したい卑劣なオヤジからすれば、空威張りを得意とする小生意気な少女は、絶好の獲物なのだ。
屈伏する姿勢を見せ始めたのなら、もう後戻り出来なくなるまで追い詰めてしまえばいい……首謀者は愛の顔面から手を放すと、垂れ下がっているワンピースの裾を纏めて握りしめ、ゆっくりと持ち上げ始めた……。
「や…めてッ…ヒック!嫌あッ!!捲らないでぇッ!!」
鉄パイプに股がる愛の下半身は、その肌を鬼畜達の前に曝した……ムッチリとした幼体は脂の乗りもよく、水色のパンティに抱えられた尻肉も、緊張感のある太股も、とても14才の肉感とは思えぬほどに見事であった……。
「いや…だッ…ヒック!ヒック!見ないでッ!!あ…やだッ!!やだあッ!!」
いくら足掻こうが、この鉄パイプと枷と鎖による拘束は強固である。
三匹の鬼畜達は広げられた愛の股間の下に潜り込み、そして首謀者は、ワンピースを握ったまま窮屈そうに身体を屈め、幼器の膨らみを眼前に捉えた。
汗ばんだ肌にパンティはしっとりと吸い付き、愛の肉体が生み出す曲線を隠そうともしない。
いや、むしろ際立たせていると言ったほうが正しいだろう。
尻肉の山並みも見事なものだが、その股間に現れている膨らみもまた見事の一言に尽きる。
まるで分厚いナプキンでも忍ばせているのかと思うほどに幼器は盛り上がっており、しかし、何も貼り付けてなどいないというのは、僅かに浮き上がった細い縱筋が語らずとも教えてくれている。
首謀者は興奮を隠しきれない様子で、その汗の滲んだ紅潮した顔を、逃げも隠れも出来ない愛の股間に向けて、そっと近付けた。
「やあッ!?やッ…やだあぁぁッ!!」
『クンクンクン!あ〜…好い臭いだあ……フヒッ…フヒヒヒ!』
亜季が長髪男のペットならば、愛は首謀者のペットである。
つまり、この魅力的な幼い肉体は、首謀者の物なのである。
これまで捕らえてきた少女達にしたように、首謀者は愛の股間の臭いを嗅いで楽しんでいる。
ツンッと鼻腔を刺すアンモニア臭も、或いは糞便のような汚臭も、首謀者には堪らない薫りとして感じられている。
勿論、臭いを嗅がれているという愛の強烈な羞恥も、その悦びの中に含まれている。
『……亜季ちゃんがどうなるか、まだ決まったワケじゃねえんだぜ……大人しくしてろよ?フヒヒヒ……』
「!!!!」
約束を反故にされるのか……愛はそう思ったが、この今の状況下で歯向かったりしたなら、それこそ亜季はどうされるか分からない……首謀者の掌が太股に触れ、そして尻肉へと滑っていくが、愛は唇を噛み締めて悲鳴を塞ぐ……もう愛は、先ほどの亜季と同じく、鬼畜オヤジの言いなりとなるしかなかった……。