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催眠権売買
【SF 官能小説】

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しっていたせいかんたい-1

「どうだ若月嬉しいか?」
咥えたまま笑顔で頷くと、口から抜いてくれた。
「ゲホッ 妹の方が上手いから負けたと思ってた」と言うと彼はしゃがんで
「技術点としては美久ちゃんだな、でも若月はクラスメイトだから」と言った。
「え?競っても関係ないじゃん」
「いいんだよ、俺がルールだから」と頭を撫でてきた。
なんなのそれ、素直に喜べないじゃない。
「若月、入れてほしいならベッドに横になって足開けよ」
「うん」私はベッドの上で足を開いて指で性器を広げた。
「エロいな若月、お前のファンが見たら喜ぶだろうな」
私のあそこをじっと見ていた鳥飼くんはゆっくりと舐めて来た。
熱い唾液とすする音が、やらしく気持ちいい。
舐めてる顔は……
気持ち悪い顔で性欲の権化のごとく武者振りついている。
まるで私の体を汚されていくような、知らない男に犯されている感覚になる。
そんな得体のしれない男を一生懸命舐めさせている私は、
男より偉い存在になってることに酔いしれた。
今、私の顔をみたら、だらしなく喜んでいるはず、絶対に人に見せたくない。
鳥飼くんの目がこちらを見た瞬間に、私は上を向いて顔をそむけた。
少し見られた。
鳥飼くんの歯が当たり噛まれそうな軽い不安が気持ちいい。
そういえば前戯なんて初めてかもしれない。
やめてほしくない、ずっと舐めていてほしい。
目を閉じて、その感覚だけを味わっていた。
鳥飼くんは舐めながらせり上がってくる。
手で愛無したまま唇や首、胸を舐めて噛んできた。
けもののようだ。
熱く生臭い息が当たると、頭の中がジンジンする。
もっと続けてほしくて、可愛い声を出して表現した。
すると耳を噛みながら鳥飼くんは
「どうだ若月、気持ちいいか?」と聞いてくる。
私は返事とも喘ぎ声とも区別つかない声で返答した。
鳥飼くんがどんな格好しているか分からないけど体は激しく動いてるにもかかわらず、指はゆっくりと刺激する。
これ良い、これ好き。
「お前が昨日言っていた前戯だぞ、気持ちいいだろ」
私、そんな事言った覚えがないけど、すごくいい
ああ、来た、いきそう、そのまま体制を変えないでほしい。
遠くの方で私の乱れた喘ぎ声が聞こえる。
ダメだ失神しそう。
「逝っていいぞ若月」その声を合図に頭が真っ白になった。
どのくらい経ったのか、気づいたら鳥飼くんに抱きついていた。
鳥飼くんは私を降ろしゆっくりと挿入してくる。
初めから子宮が押された、気持ちよさが続いていく。
けもののような鳥飼くんは正常位に飽きたら後ろから挿入してきた。
ベッドに頭を抑えられて、物の様に扱われる。
そのまま何も言わずに中で出してきた。
逝くなら言ってくれれば盛り上げられるのに、少し残念。
鳥飼くんは自分のを拭くと「若月、風呂入るぞ」と部屋を出ていった。
風呂場では縁に手をついて足を開く、これは日課になるんだろうな。
そしていつも通り体を洗い、浴槽であたたまる。
今日は珍しいことに向かい合わせになった。
「若月、妹と競争している時に言った通り、明日から学校でもするからな、いいよな」
「うん、わかったよ」
「よし、いつもの呪文は人前では言えないから俺専用の呪文を作るよ」
「呪文? 何それ?」
「いつもの呪文だよ、俺専用の呪文はこれにする」
鳥飼くんは手を上げると指を鳴らした。
「これをしたら若月は催眠状態になるんだ、いいな」
「意味分かんない」
「まったく、しょうがないなぁ、わ・か・つ・き……」
あ、声が聞こえなくなった。鳥飼くんが一生懸命何かを言って指を鳴らしている。
なるほど、これからは指を鳴らすとトンネルを抜けるのか……そうゆうことか
(ちがう!)え?(ちがう!呪文は絶対だ)なんだろ?鳥飼くん以外の声が聞こえてくる。
鳥飼くんの声に集中出来ない
とにかく違うんだ、わかったよ。
「わかったか若月」「え?」「指を鳴らしたら時間停止だからな」
「うん、わかった」パチン 私は停止した。


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