いもうとのへや-1
うつぶせに布団に寝ていた、生きていたんだ。
目を開けると布団の向こうに壁がある。
壁は薄いピンク色をしていた。
ここは妹の部屋、私はベッドに対し横向に寝ていて膝は床に着いていた。
隣を見ると妹が並んで寝ている、二人とも服を着ていない。
とてもだるく動けそうもない。
カシャ
また、鳥飼くんが写真撮っている。
好きなだけしてるくせに、その写真はいつ見るんだろう。
カシャ
妹の方も撮っている。
「へぇ〜見た目変わらないけど並べると違うもんだなぁ」
あ、指を入れてきた。
「兄弟でも中の形が違うんだ、意外だけど妹の方が緩いんだな」
中で指を動かし、美久との違いを見つけている、なんて悪趣味な男だ。
でも眠い……
いつのまにか少し寝ていたみたい、下半身の痛みで起きた。
「若月の子宮口見えないかなぁ」
無理やり左右に開いてる、
「何か押さえる物ないかな?」
と言って片手で探し出したので怖くなり、
「ん、うんー」と声を出して体をひねり指を外した。
「若月、起きたのか」と足から這い上がって顔を近づけてくる。キモい。
「ここは……美久の部屋?」と気づいた振りをして顔をそむけるけど
鳥飼くんは胸を揉みなら首筋を噛んできて「そうだよ」と言ってきた。
鳥肌が立つ。
「眠い……」というと嬉しそうに
「若月、部屋に戻るぞ」と腕を引っ張られて起き上がった。
「体が重い」
「分かってるって、部屋まで運んであげるからな」
なんかやさしい。
鳥飼くんの肩に捕まり足を引きずるように前進した。
部屋に帰りベッドに体を放り投げ眠りにつく。
鳥飼くんは優しく布団をかけ、部屋の電気を消して出ていった。
次の日、目覚まし時計と止めて起きると、鳥飼くんがいなかった。
なんか清々しい気分。
制服を来て髪型を整えて1階に降りるとお母さんがいた。
「おはよ」
「おはよう、あら?鳥飼さんはまだ寝てるの?」と聞くので、
「私の部屋にはいないよ、妹の部屋かなぁ」と言うと
「あらそう、パン食べる?」興味なさそうだ。
「食べる」
TVのニュースを見ながら朝食を食べていたら妹と鳥飼くんが降りてきた。
「おはよ、髪の毛爆発してるよ、美久」
「うん、知ってる」ちょっと不機嫌だけど、いつも通り
「二人共パンでいいかしら?」
「いいよ」「頂きます」
鳥飼くんが嬉しそうに私を見ていて、
何かいいことでもあったのだろうか、
「なんか楽しそうだね」
「うん、そうだね楽しいよ、若月食べ終わったらテーブルの下から顔出して舐めてくれよ」
ほらきた、それだ、でも今日は時間がある。
「分かった」食器を台所に置いてから戻り、テーブルの下に潜って鳥飼くんのをズボンから取り出す。
テーブルに頭が当たり口が届かなくて困っていると、
椅子を引いてくれたのでどうにかテーブルから頭を出して咥えた。
でも肩が当たって狭い。
やっぱり短いような気がする……何に比べて? あれれ?
鳥飼くんの食事が終わるまで5分舐め続けると、私の顔を見て何か言ってきた。
声が聞こえないまま動く口をみていたら、
ものすごくHしたくなってきた。
テーブルから抜け出し、鳥飼くんの顔を見て
「ねぇ、今からHしない?」
「え、これから学校だろ?」
「まだ大丈夫よ、すぐに終わらせるから、鳥飼くんのを入れたいな」
これ以上ないくらい可愛い笑顔を見せて腕を引いてみた。
「マジかよ、リビングでするのかよ」と鳥飼くんが言い
私はソファーに押し倒し、パンツを脱いで鳥飼に跨り、かれの物をこすり付ける。
「スカートで見えないけど、ここどこだか分かる?」
「分かるよ太ももだろ」
「せいかい」続いて「じゃーここは?」
「そこは若月の穴だね」
「だいせいかい、入れてもいい? すごく入れてほしいの」
「可愛いね若月、そんなにしたいなら入れていいよ」
「うん、ありがとう、鳥飼くんの大好き」と言いながら腰を下ろした。
閉じた穴が鳥飼くんの物で強引にこじ開けていく、気持ちいい。
鳥飼くんと唇を交わし舌を絡めて、一心不乱に腰を動かしていた。
すごい、すごく気持ちいい「奈々未」狂いそう「ななみ」
これだけあればいい「な・な・み」ああ、やめられない
「奈々未!」私の肩をお母さんが掴んでいた。なに?
「もう学校行く時間でしょ、鳥飼くん困っているわよ」
もうそんな時間?
鳥飼くんを見ると笑っていた。
学校行かなきゃ。
さっきまでの燃えるような欲求は消え失せている。
「途中だけどごめんね」と鳥飼くんから降りると
「若月の顔最高だったよ」と答えた。
取り乱した姿を見られたことが恥ずかし過ぎて、
服を着てカバンを掴み急いで家を出た。
駅のホームに立っていたら、ものすごく気持ちよかった感覚があり、顔がニヤけた。
朝から激しくオナニーしたのだろうか?
よく思い出せないけど良い日になりそうな予感がする。