投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

「夏の出来事 5」の最初へ 「夏の出来事 5」 115 「夏の出来事 5」 117 「夏の出来事 5」の最後へ

金曜日 1-1

次の朝。
外は、雨が降っていた。
2人で朝食をとる。

ちづるがスープを飲みながら言う。

「この時期って、お布団から出るのが
一番の仕事だよね。」

「 、 ん? 」

「寒いから、出るのがツラいー」

「、 、、うん。」

「、 、、。」

  タクミ君、眠いかな、、。

 ワガママ言って
 来てもらっちゃったし 、 、

    あ、そーだ 。

「コーヒー 入れるよ。」

「、 、、うん。」

ちづるは立ち上がり、
台所でコーヒーを入れる。
カップを2つ持って戻ると、
タクミがゴソゴソと自分の財布を
取り出した。

1万円を、ちづるに差し出す。

「、ぇ? 、 、なに?」

ちづるはテーブルにカップを置いて、
きょとんとしてタクミに聞く。

低い声でタクミが言う。

「、 、、ご飯代。」

「、え? いいよ、、 
前も、言ったでしょ? 
1人分も2人分も、かわらないから、、」

「、、かわるよ。」

「、? タクミくん、?」

  なんか 不機嫌、 、?


「、、先生には
   おごってもらうのに。

俺からのご飯代は、
      受け取れないの?」

「 え ?」

 、 、 ? 

    先生 に ? 


「あの、、でも、、 、 ん、
  分かった けど、 、、
   1万円は、多いよ。」

「えー? 多くないよ。
俺、スーパーで働いてるんだよ?
何に、どれぐらいかかるとか、
だいたい検討つくし、」

「でも!! 昨日はコロッケだよ!?」

「、え、、うん ? 
 あれ、美味しかった、 、、」

「特売の! じゃがいも
安かったらコロッケにしたの!! 」

「、 、、はぁ、。」

  なんか 急に 凄い迫力。

「、、お金、受けとるけど、
  1万じゃ、多い!
    、、、3千円にして。」

「、 、、それは、少なすぎ。」

「、 、っ、、」

2人はしばらくの間、
押し問答して話し合う。
結局、5千円払う事で、
お互いに納得した。

タクミはコーヒーを飲んで、
ちづるの家を出て家に戻り
制服に着替えて学校へ向かった。

ちづるも、しばらくして家を出て
職場へむかった。


「夏の出来事 5」の最初へ 「夏の出来事 5」 115 「夏の出来事 5」 117 「夏の出来事 5」の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前