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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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授業中-1

それから数日経った。
タクミは、学校が始まった。 
ちづる達の買い物の日になった。

タクミは、その事を考えないようにして過ごしていたが、ついつい考えてしまう。

4時間目。
数学の授業中。
いつものように、ノートを取る。
シャーペンを手の上で回しながらふと、考える。

  11:40 、 、 。

 ちづちゃん達、買い物中かな 。


  、 、 、 、 、、

    先生 か 。
 
  病院、通ってたのが16才。

  で、仕事先の店に先生が来て、 
 って言ってたのが20才ぐらい、だろ ?

  で、 今、 、、あれ? 
  ちづちゃんて、そういや何歳だろ 。

   28? 29?  ぐらい? 

   先生とは、何年の付き合いだ ?

タクミは真剣な顔で指折り数える。
数学の女教師は、黒板に数式を書きながら
後ろの方の席のタクミの行動を
冷ややかな目で見る。

    、 、 、 、

  かなり長い付き合い、だよな。 

 、 、 、 なんか、 、

   その女医に 

  ちづちゃんがタオル盗んで
  匂いかいでオナニーしてた事、
  バラしてやりたいわ 。

  普通の人なら、絶対に 引く 。

タクミはニヤリと笑う。
女教師は、タクミの顔に気がつく。
数式の答えが出たのか、と思うと同時に、少し、不気味な生徒だと思い始める。

「、 、 、、はぁ、」

    っつーか、 単純に

   その女医が  羨ましい 。

 俺も ちづちゃんに何か盗まれて

  匂い嗅いでオナニー 

     してほし ー、 、、。

  、 、 、 、 、 

       あぁ 

  なんだ?
        なんか

      落ち着かない 。

タクミは、貧乏ゆすりをし始める。
ちづるが今、どんな気持ちで、
どんな表情で女医と買い物をしているのかが、
気になって仕方がない。

 ふと、ちづるの言葉を思い出す。

『 仕事してる時も、頭の中に先生がいて。
、 、、どんどん、
その時に付き合ってた
 彼氏の事、忘れていった。
  私から、別れようって言ったの。』

  
      あ 。 
            え?

  俺 
     忘れられちゃう ?

  いや  いやいや いや! 

   俺は 、 、 
        大丈夫  
           だって 

 漏らすぐらい気持ちいい事なんて、
 なかったって、
   ちづちゃん、言ってた 。

 バックだって、
     俺が初めての人だし 。

  だから、 俺は、 、違う 。

       大丈夫     たぶん

  いや たぶんじゃなく! 

      大丈夫 。

「、 、 、、はぁ、」

   なんで 俺 今日

   行っていいって 言ったんだろ 。

  、 、 、 、 

   ちづちゃんの中に、旦那はいない。

    でも あの女医は いる。


      、 、  俺は ? 
  
    俺は  
          いるかな 。


『タクミ君に、触ってほしくて、よんだ、 、、、』

   、 、 、 、 、 

 あれは 本当 か ?

 隣に住んでるからって、
       だけじゃないのか? 

 やっぱり、 、、 

  気持ちよかったから、
   それが忘れられなくて、
    俺を 呼んだのか 。

        性欲 だけ か 。

  ちづちゃんが 本当に  
         触ってほしいのは

  その女医じゃ ないのか ? 


  『私、レズだと思う 。』

  、 、 、 、、 

   でも 

  ちづちゃんがそうだとしても。
      その女医は結婚してるし 。

  結婚してなくても、
  相手がレズじゃない限り報われない。 

 でも、ちづちゃんは、 、 

   報われないって 分かってて
    彼氏と別れた事が あるって事、

        だよな 。

  、 、 、 、 、 、 、 

 

 
 『 、 、 抱っこ して 。』

   俺達は 違う 。

    別れない 。

 『、 、、じゃあ、こーしてる、、』


   ちづちゃんは 俺に 

    少しづつだけど

     甘えて きてる 。


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