27日のプレイ-9
寝室で、音をたてないように布団をひく。
掛け布団も押し入れから取り出した。
部屋を暗くして、布団に入る。
手の中にある、おしゃぶりを見る。
「、 、、 、、」
タクミ君
なんでこんなの買ったんだろ。
、、 、、でも、 、、
おしゃぶりって、
こんななんだ、 、、
口に入れるとこ、柔らかい 。
おしゃぶりの口に入れる所を、指でプニプニと触る。
赤ちゃんの気持ち、 、、
ちょっと分かるかも、 、。
、 、 もう、 ちょっと、、
ちょびっと、 、、だけ、、
口におしゃぶりを入れる。
ポーチからローターを取り出すと、アソコに当てる。
静かなローター音が、部屋に響く。
「〜っ、〜っ、、〜っ、」
気持ち良さを感じると、自然とおしゃぶりが上下に動く。
「〜っ、ん、〜っ、ん、、」
あ、 気持ち い、 、、
おしゃぶり、 、、
癖に ならないように、
しなきゃ、 、 、、
今日 だけ、、、 、 、
いま だけ、 、、 、
「〜っ、、〜っ、んっ、、」
その時、足音がして、半分だけ開いていたふすまが、スッと開いた。
「っ、!!?」
、!?
あ
タクミ くん !
反射的に、左手からおしゃぶりを取って、布団の中に入れた。
半身を起こす。
「ちづちゃん、 、、?」
「タクミ、くん、っ、、
起きたんだ、 、。」
「 うん。
トイレ行ったと思ったら、
戻ってこないからさー、 、。」
タクミは横をむいて、あくびをした。
あくびをした瞬間に、ちづるはおしゃぶりを、敷き布団の下に入れて隠した。
タクミが言う。
「1人でしてたんでしょー?
起こしてくれて、よかったのに。」
「、 、、っ、でも、
気持ちよさそうに寝てたから、 、、」
「寒いから、入れてー。」
タクミはちづるの布団に入ってきた。
布団の中を見て、タクミが言う。
「、 、、
ローター、当ててたんだね。
もう、イッたの?」
「、 、っ、ううん、 、、」
「 そう。
、 、 じゃー、
手伝わさせて ?」
「 え? 」
「 右手。 貸して。」
「 ?」
ちづるは右手を顔の横に置いて、また仰向けになる。
タクミは、左手で自分の頭を支えながら、右手でちづるの手を撫でる。
耳元で囁く。
「ローター、当てて。」
「ん、 、、うん、 、、。」
ちづるは、左手でローターをアソコに当てる。
タクミは、手を撫でながらちづるの顔をじっと見ている。
タクミの右手は、ちづるの指と指の間をゆっくり撫でたり、手のひらを指でさらさらと撫でたりしている。
それが、くすぐったくて気持ちいい。
「っ、〜っ、はぁ、、っ、はー、、」
のぼりつめて、イキそうな時にタクミが呟く。
「、 、、ねぇ。
テーブルの上の、おしゃぶり、、
知らない?」
「え、? 、 、、、
知ら ない 、 、」
「テーブルの上に置いといたのに、なくなってた。」
「、 、、落ちたの かな、 、」
「 え?」
「っ、はー、、
テーブルの下に、あるんじゃない? はぁ、」
「、 、、なかったよ ?」
「っ、はぁっ、あたし、
知らない、 、、っ、はー、、」
タクミはちづるをじっと見る。
「 本当に、知らない ?」
ちづるは頷く。
不安が、じわじわと心にひろがる。
「〜っ、はぁっ、、っ、はー、
今日は、 、、
もう、いいから、、
明日、探して みる 、っはぁ、、」
「、 、、布団の下は?」
「 、 、ぇ ? 」
「さっきー、 、、
何かー
布団の下に 入れなかった ?」
「、っ、!? 、」
タクミは右手を離して、布団の下に手を入れてそれを探す。
「あ。」というとおしゃぶりを持ち、ちづるの目の前に出してニヤニヤする。
「ほらー、 あったー。」
「、 、 、 、、 、、」
タクミは、すべて知っていた。
テレビを観ていて寝たのは本当だったが、ちづるがソファーから降りた時に、タクミも目を覚ました。
が、寝ているフリをした。
ちづるがポーチとおしゃぶりを持って、寝室に行った。
タクミは思う。
身体 治まらないから1人で か。
、 、 、 、 、、 、
ちづちゃんは、
俺を 、 、、
っつーか、
男を 頼ってない感じが する。
俺が18才だからかな。
、 、 、、 いや、、
俺が、20才越えてても
ちづちゃんは男に
頼らない人 って 感じ する
なんでだろ
そんな気がする。
、 、 、 、 、、
昔から、頼らない人なのか。
それとも、 、
結婚生活で
そうなっちゃったのか ?