27日のプレイ-3
ご飯を食べ終わり、ちづるはお皿を洗う。
テレビで、バラエティー番組がやっている。
タクミはテレビを眺めて考えている。
ちづるの言った言葉が頭から離れない。
『恋愛感情なんて、
冷めるのが普通、ってゆーか さ。』
うん。
それが普通って 分かる。
なのに 、 、
なんでだろ 。
ちづちゃんがそれ言った時
俺、 変な感じ した 。
その言葉が
なんか 刺さった 。
、 、 、 、 、、、 、 、
え ?
んーーー?
あれ ?
「タクミ君?」
「 ん?」
ちづるは、いつの間にかお皿を洗い終わっていて、テーブルにコーヒーを2人分置いた。
「、 、 なんか、元気ない?」
「んーん。大丈夫。元気ー。」
「そう?」
「うん。
あ、昨日、楽しかった?
職場の人と、飲んだんでしょ?」
ちづるはタクミの隣に座る。
「うん。楽しかったよー。
仕事以外の話、初めてした。
でもね、1人来れなくなっちゃって。
2人飲みだから少し緊張しちゃったよ。」
「え、2人飲み?」
「うん。」
「、、女の人?」
「うん。」
「、、 、 、、美人?」
「 え? うーん?
うん、どうだろう。
私から見たら、美人だよ。
子供いる人なんだけど。
お母さんに見えないかん 、 、じ 」
あ 。
なんか 、 、
今、 私 疑われてる!?
「、っ、、いや、、あの 、!
、 、友情、 、 です!」
「、 、 は?」
「 え !? あの、 、っ、」
あれ!?
疑われて ない ?
「、 、、なんでもない、、。」
ちづるは真っ赤になり、うつむく。
タクミはもちろん、全て分かって聞いていた。
が、分からないフリをする。
「どーしたのー?
真っ赤だよ?」
「 え ? そうかな、、、」
「そっかー。
美人な人と、2人飲み、だったのかー。」
「、っ、、うん、、。」
タクミ君、私がレズっ気あるって思ってるんだっけ?
でも、 、、疑われて ないのかな
、 、 今、否定したら、
自意識過剰になっちゃう ?
どっちだろ、 、、
なにか、違う話 、 、、、
タクミは、ちづるに近づいて耳元で話す。
「また、その人の事考えてオナニーしちゃうんじゃないの?」
「、っ、! しないよ、 、!」
「どーだろーね?
ちづちゃんて、結構嘘つきだしー。」
「、っ、、!、、」
「こないだなんて、イッた時に、、
なんて言ったっけ?」
「、っ、!、」
「あれは、傷ついたなー。」
「、っ、!、 ゴメン、、」
「だからさぁ。
今日はちづちゃんの事、苛めさせて?」
「え、、?」
「今日は俺、エッチ出来なくてもいいかなー って思ってて、、。」
「 ? ? 」
「俺の、言うこと聞いて。 ね?」
「 ?
ん、うん、。
出来るやつなら、 、、」
「出来るよー。簡単だから。
あ、そーだ。」
タクミは持ってきた自分の小さいバッグから、あるものを取り出した。
「これ、あげる。開けてみて。
プレゼントー。」
「え? うん、、、。」
ちづるは手のひらサイズの包装された袋を開けて、それを見た。
「、 、 、 、 、、、 これ、」
「かわいいでしょー?
ちづちゃんはピンクが似合うかなって思って。」
赤ちゃん用の、おしゃぶりだった。
ちづるの頭には沢山のクエスチョンマークが浮かんでいる。
「? 、 ?、、、
私、、赤ちゃん いないよ ?」
タクミは笑って言う。
「知ってるよー!
これは、ちづちゃんの。
貸して。」
タクミは、透明のプラスチックの包装をはがす。
「 !? え!?」
これを、しゃぶれって事!?
、 、 、、、 、 、無理 。
「、 、 、無理。」
「しゃぶれって事じゃないよ?」
「 え ? ? ?」
「しゃぶりたくなったら、これ、しゃぶってね。 」
「 ? ? ?
、 、 、、 、、ならないよ ?」
「うん。
ここに、置いとくね。」
タクミはおしゃぶりをテーブルに置いた。
「 ? ?
うん、 、、。」
? ? 、?
「じゃー、始めよ?
あ、その前にー。
バスタオル出して。」
「え? うん、 、、。」
ちづるは洗面所からバスタオルを1枚持ってきた。