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『受験生の夏』
【学園物 官能小説】

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『受験生の夏』-2

講習最終日。やはりいつもの席。先生の唾が飛んできそうに近い。空調が良すぎて煙草の匂いはしてこない。ちぇっ。あっという間に時間は過ぎ、
「一週間お疲れさまでした」
と言う言葉を残し、先生は教室をでていった。いつもならすぐ講師室に行くのだが、昨日は冷たく突き放されてしまったから今日は勇気がでない。悩んでいると教室には私だけになっていた。時計を見るともう22:00。やっぱり最後に会いたい!そう思い講師室を覗くと、やっぱり煙草を吸いながら、智先生はプリントを整理していた。他の講師は帰ったらしく、智先生以外にはいない。しかし私はやはり勇気が出ず、静かに塾を出た。すると後ろから
「おぃ、まだいたのか。危ないから駅まで行くか」
と智先生が走り出てきた。思わず嬉しくなる。先生と肩を並べて駅につく。しかし路線が全く逆だった。もうちょっと一緒にいたかったのに…すると先生は
「じゃあな」
とさっさと行ってしまった。私は考える間もなく、先生の路線の違う車両に乗り込んだー…
智先生が降りたのはだいぶ田舎くさい駅だった。私も慌てて降りる。すると先生にバレてしまった。
「あれ?お前何やってんだよ」
私は昂揚する気持ちを押さえ切れず
「先生のお家行きたい」
と言った。先生はびっくりして
「何受験生が言ってんだ!帰りなさい」
と突き放した。私はどうしようもなく泣いてしまった。
「せっ…先生とっ…一緒にいたいんだもん…今夜一緒にいてくれたら私…私受かるよ」
ありえない。しかし先生はやっと私の気持ちに気付いたらしく
「本当か?馬鹿な奴だなー。じゃ歩くぞ」
と言って手を引いた。大きく暖かい手。汗をふきながら二人で駅から5分程歩いた所にあるマンションに入った。先生は独身だったのだ。室内はこざっぱりとしていて煙草の匂いがぷんぷんした。
「シャワー浴びてこい。うちクーラーねぇんだよな」
と言って先生は大きなYシャツを投げてよこした。風呂上がりにこれ一枚?正直下心見え見えだったが、昨夜自分が想像しながらオナニーした事を思い出すと何も言えない。素直にシャワーを浴び、シャツを着た。小柄な私には膝上まで裾がきたが、当然胸は透けて、陰毛も透ける。恥ずかしくてそおっとシャワールームを出ると、目の前には智先生がいた。
「きゃっ」
「次俺だから。適当にパンでも食っといて」
そうして先生はシャワールームへ消えた。びっくりしたがお腹も減っていた。パンが置いてあるのを見つけ、一つ食べた。私はこのまま先生と寝るのだろうか。昨夜の妄想がよみがえる。あっという間に濡れてきた。指で軽くまさぐっていると、智先生も出てきた。バスローブだ。ドキドキしてしまい、目があわせられない。
「ベッド入ってろ」
そう言って先生は煙草を吸いながらパソコンを開き、来週の講習の為のプリントを作成し始めた。予想していた展開とは違い、一瞬戸惑ったが、私はベッドに滑り込んだ。素肌に触れるシーツは心地よく、煙草の匂いを胸いっぱい吸い込んだ。しかし眠れるわけがない。さっき濡れた秘部は更に濡れ、ヒクヒクしている。布団の中ならバレないだろうと、指をクリトリスに当て、こする。思わず息が荒くなる。
「んんっ」
我慢し切れず声が出てしまった。と同時にガバッと上に何かが覆い被さった。先生だった。
「何やってんだお前」
オナニーしてました。なんて言えるわけもなく、赤面するだけ。


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