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ヒューマン・ロール・プレイ
【調教 官能小説】

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〜 家庭科その4 〜-2

「とにかく、家電に比べたら楽勝だよ。 刃物と火を使う時は、普通に手を使わせて貰えるし」

「味見だって、オマンコで味見とかじゃなくて、普通に口にいれるです」

「味は分かんないけどね。 でも、考えてみたら、調理実習って全般割りと普通だわ」
 
「かき混ぜるとか、漬けるとか、それくらいです。 オマンコを使うのは」

「そうかな? 結構使った気がするけど……あと、盛りつけにも使うよね?」

「あ〜……うん……確かにそうです。 調理実習は2人1組でやるんですけど、料理が終わったら、にに達の身体に作ったものを盛って、盛りつけ役とお皿役で交替々々で食べるです。 実食の間は、オマンコは使うっていうか使いっぱなしです」

 先輩方の話からすると、普通に調理したものを私達の身体に盛りつけてから実食するようです。 イメージとしては、所謂『女体盛り』でしょうか? お刺身を乳首の周囲にキレイに並べたり、生クリームやフルーツで乳房を飾ったりする写真を見たことがあります。 あの食べ方は『衛生的によくない』と保健で習った気がしますが、大丈夫かどうかが気になるところです。

「料理によっちゃ、調理自体にも使った気がするよ、オマンコ。 茹で物とか、ほら、変わった料理もあったよね」

「??? そんなのあったです?」

「あったじゃん。 ほらあ、オマンコにお豆腐を入れて、お湯の中でお豆腐の中に入れるヤツ」

「う……そういえば……」

「思い出した?」

「嫌な物、思い出したです……」

 苦虫を噛み潰したような【B22番】先輩に対し、【B29番】先輩は左程でもないようでした。

「ナマモノを扱うから苦手なコも結構いるけど、私もににもそういうのって気にしない方だし、むしろ楽しかったかな」

「……にっく、それ本気でいってるんです?」

「うん。 割と」

「……マジ……です……?」

「生き物が入ってくるって思うから気持ち悪いだけで、感覚自体は気持ち良かったと思うなあ。 強すぎもせず、弱すぎもせず、ちょうどいい具合に気をやれそうだったじゃない。 もちろんイク余裕なんてなかったけど、もう一回機会があればイケるかもね」

「……」

「ちょっ、止めてよ『にに』。 そんな目でみないでよ。 大したこと言ってないよ、私」

「……」

「ええ〜? ダメなの? アレって怖がらなくちゃいけない系?」

「……」

「いや、だって見た目はちょっとグロテスクなのは認めるよ? でもよく見たら可愛いし、どっちみち食べるんだけど、別に痛くなかったじゃない。 あ、これちょっと気持ちいいかも、くらいさ、ににだって思ったんじゃないの?」

「……」

「お、思わなかった?」

「……」

「うう……そ、そんな目で見ないでよ……ねえ、ねえ?」

 アセアセと【B29番】先輩が話しかけますが、【B22番】先輩は上目遣いでジト目を送るだけで、黙ったまま返事をしません。 アレっていったいどんな料理なんでしょう? 事情が呑み込めない私と22番は、ただ今まで通りに姿勢を正し、先輩方が次に話し始めるのを待つだけです。
 
 シーン。
 
 1分が経過しても、2人とも黙ったまま見つめ合っていました。 

 実技科目の特訓をしている相談室に訪れた妙な沈黙。 やれやれ、といった調子で溜息をつき、【B22番】先輩が話し始めるまで、そこから更に数分の時間が必要でした。


 


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