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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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遅めの朝食-1

翌朝の日曜日。

ちづるはタクミより先に起きた。
9:00
洗濯をして、コーヒーを飲みながら家事をする。
テレビを観ながらのんびり過ごしてるが、タクミの起きる気配はない。

タクミが起きたのは12時をまわる頃だった。

隣の寝室から、タクミが来た。
ちづるは台所に立っていた。

「おはよー、、って、お昼だねー、、」

「おはよう。今、ご飯作ってるー」

タクミはそのままトイレに行った。
戻るとちづるが言う。

「ケータイ、鳴ってたよ?」

「んー? うん、、、」

タクミは、畳んであるGパンのポケットからスマホを取りだしソファーに座る。
友達から、ラインが入っている。

【昨日、あれから結局あそこに朝までいたよ。
直美ちゃんが、タクミの連絡先知りたいって。どーする? 
ライン伝えようか?】

タクミは返信する。

【おはよー。 
直美ちゃんて、どの子だっけ?】

しばらくテレビを眺めていると、返信が入る。

【え、冷たいw  髪がショートの子。】

【あー、あの子かわいかったよね。
ってか、健が狙ってるっぽいよね?】

【そーそーw  どうする? 
タクミのライン伝える?】

【俺、いいや。 
彼女いるっぽいって言っといてー。】

【いいの? わかった。
で、彼女て誰?】

【ひ】
【み】
【つ】

【なにそれ、、、。
隠されると気になるしw
でもラインぐらいよくない?
もしかして、その彼女に束縛されちゃってる?】

【束縛はされてないけどー】

【だよね、
タクミ束縛女ダメだもんね。】

ちづるがソファーの前にあるテーブルにご飯を運ぶ。

「おかず、少ないかな? 
食べよう?」

「、うん、 ありがとー、、」

二人は床に座った。
じゅうたんはひいてなかった。

「あ、じゅうたん洗ったの?」

「、うん、。あ、ごめん、お尻、冷たい?」

「んーん、大丈夫ー。 
、 、 美味しそー。」

いただきます、と、2人は言ってご飯を食べ始めた。
 タクミはご飯に箸をつける前に、友達にこう返信した。

【どういう彼女かは、いつか言うよ。
10年後ぐらいにー。】

バイバイのスタンプもその後に入れた。

箸を持ち、ご飯を食べ始める。

「なんかー、ちょっとモテちゃった。」

「、? 」

「女の子がー、俺の連絡先知りたいって。」

「 そっか 。」

「でもー、教えるのやめちゃった。」

「なんで ?」

 、 、 あ 。 

彼女も学校に、いるんだっけ 、 。

「ちづちゃんが、ヤキモチ妬くから。」

「、、!? 妬いてない ってば。」

「ドリンクバーの、お子ちゃま合コンにヤキモチ妬く大人も、始めてみたー。」

「妬いて ない ! 
      もー、、 、 」

早く食べよう と言うと、ちづるは少し赤い顔をして、ご飯を食べた。
タクミはその後もしつこく、ちづるにヤキモチ妬いた、と、からかい続けた。


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