時をかける少女-3-1
「ただいまー、おわっ!?」
美さきちゃんがうつ伏せで、お尻を高く突き出して、やえさんに舐めてもらってます。
「あんん…ウンチ出ちゃう…」
美さきちゃんは目がイッてて、ヨダレを垂らしています。
「ゆえねえおかえりぃ…じるっ…」
「あわわ」
やえさんは、
美さきちゃんのお尻の穴から、舌をにゅるるるんと抜きます!
やだ!凄い長い!
美さきちゃんのアナルは、だらしなく口を広げています。
「はわわ。美さきちゃんは小学生ですから、あまり激しいのは…」
「お尻…すごい、いい…」
「あああ」
「元気な子供の精もまた良い」
やえさんは、汚れてしまった口元を舌舐めずりします。
みんなで、やえさんの身の上話を聞きます。
「私の産みの母親が生きた時代には、まだ、話す狸や犬がいたそうだ」
「えええ」
「もののけみたい…」
「狸に化かされるのも、本当にあったのかもね。
それであんた、何の動物との合いの子なのよ?」
「蜘蛛だ。それっ」
ピシュッ!、シュッ!
やえさんは、
部屋の隅で警戒しているジャムに向けて、手から糸を発射します!
ドババババッ!ドタン!ガシャン!
「ギャーー!!」
ジャムは部屋中を必死に逃げ回ります!
「ギャアッ!…糸が出たぁ!…」
「ジャム喰うなっ!」
ナオさんは釘ナイフを振りかざします!
大騒ぎです!
「ははは、冗談だ。
死にかけていた時は、糸も飛ばせなんだ。
体調も回復した。あすの朝、発とうと思う」
「早く出て行きなさいよ!」
翌朝早くに、川の土手に見送りに行きます。
「この川をずっと行った山奥に、私の産みの母親が生まれ育った土地があるという。
そこに行ってみたい。
400年も経って、何もないとは思うがな」
「これ持って行きなさいよ」
ナオさんは、厚い封筒をやえさんに渡します。
やえさんは、中を改めます。
「…こんなに沢山」
「路銀よ。
子供には多いけど、400歳のあなたなら大丈夫でしょう。
無くなったらまた来なさい。旅のお話しを聞かせて」
「かたじけない」
「知らない人にアソコ見せたりしちゃダメよ」
ナオさんはやっぱり優しい人です。
やえさんは川上に向かって、歩いて旅立って行きました。