指示 2-1
ちづるが、2番目に好きなDVDをつけて悶えている時間、タクミは働いていた。
店の裏で野菜をカットしている時にスーパーの店長が言った。
「今日、あの人みたよ。新海くんのお隣さん。常盤さん?だよね。」
「、、え?」
「脚、治りました?って声かけちゃった。かわいいよね、あの人。」
「、、そーなんすかー」
「でも、なんかソワソワしてた。
トイレでも行きたかったのかな。
場所案内しよっかなーって思ったけど、失礼かなって思ってやめといたよ。」
「へー、、、。」
タクミはちづるの事を思い、愛しく思った。
、、、今頃DVD観てんのかなー。
ちづちゃんの2番目に好きなやつって、どんなジャンルだろー、、。
人妻系? とかかな、やっぱ。
ってか、俺の無茶苦茶な理屈で、、
どこまで我慢するんだろー。
途中でぶちギレたりして。
、、。
あー。
楽しー。
タクミはニヤニヤしながら仕事を続けた。
次の日。
ちづるは、ぼーっとした顔で朝食をとっている。
やっと、今日の夜で終わる、、。
今日も変な事は、なるべく考えないように、、。
歩いてスーパー行って、、。
と、色々予定を立てていた。
タクミから、メッセージがきた。
【おはよー。やっと今日でオナ禁終わりだね♪ 、、って2日間だけだから短かったでしょー?】
、、長かった、 、 。
続きのメッセージを読んだ。
【学校終わったらすぐに行くよ。
4時ぐらいかなー。
あ、また指示ね。3番目に好きなエロDVD お昼に観てね。あと、、、】