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「夏の出来事 3」
【若奥さん 官能小説】

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心配-1

タクミは言う。

「俺、無理にここ来ちゃった?」

「え?」

「や、、なんかちづちゃん、断るの苦手そーってゆーかー、、。」

「、、ううん、きてほしかったよ?」

「そーお? じゃあ、よかった。」

、、タクミ君。
私に気を使ってくれてる、、。

ちづるは申し訳ない気持ちになった。

「心配かけて、ごめん、、。」

「いいよ。ちづちゃんに会いたかったしー。」

あ。
もしかして、、。
タクミ君の語尾を伸ばす癖は本音を言う時の照れ隠し、なのかな。

ちづるは、ほんの少しタクミの事が分かってきた気がした。


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