C お礼-2
『じゃあ、カレーがいい。』
『え!?
本当に料理でいいの?
しかもカレーって!(笑)
お礼になってるの?それ、、^_^;』
『なってるー。いつ作ってくれんの?』
『私はいつでも、、。
お昼なら一人だし。
タクミ君は?バイト?』
『じゃあ、今週水曜は?バイト休みだから。』
『いいよ(^o^)
ここに食べにくる?それとも、作って持っていこうか?』
少し緊張して返信を待つ。
『ちづちゃんがいいなら行きたいなー。』
『うん、いいよ。汚いけど、、。』
『汚くないじゃん。じゃー楽しみにしてるわ♪眠くなってきた〜おやすみ。』
タクミがここに送ってくれた事を思い出して、ちづるは恥ずかしくなった。
『うん、おやすみなさい(^^)』
ここに、タクミ君がくる、、、。
でも、お昼だもんね。
って、いやいや、、、。
相手は高校生だし。32才のおばちゃんなんか相手にしないはず、、。
、、ってこんな事考える事自体、変なのかな。
女友達なら、1ヶ月に1度ぐらい遊びに来てお喋りしてお酒を飲んだりする。
でも、さすがに高校生の男の子がここに来るのは初めてだ。
掃除、ちゃんとしよう。
何を着ようかな。
スカート履きたいけど、一応、短くないやつにしよう。
紺色の、膝まであるあのスカートにしよう。
カレー、、、付け合わせはサラダでいいかな。
なんか緊張してきた、かも。
ちずるはその夜、なかなか寝付けなかった。