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真田拾誘翅(さなだじゅうゆうし)
【歴史物 官能小説】

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拾陸-4

「あ…………、だめぇ…………、うっ…………うあああああっ…………!」

指で逝かされていただけに感度が高まっており、そこへ練れた腰使いで大魔羅を出し入れされ、伊代は絶頂への坂を駆け登った。膣肉を引き絞り力み返る。逝きざまは姉と瓜二つだった。

『おうおう、この娘の開(ぼぼ)もよく締まる』

八魔多は早くも二度目の吐精の予感を腰に覚えたが、白い反吐(へど)を何度吐いたとて鋼(はがね)の魔羅が萎えることはないと自負し、射精に向けて腰を思い切り振り立てた。
 伊代は逝った余韻を味わう暇(いとま)もなく、またもや熱い絶頂へと押し上げられ、八魔多の鈴口から精液が噴出するまでに、さらに二回も性の天界に放り上げられた。


 沙笑は仰臥する小太郎にうちまたがり盛んに腰を振っていた。形のよい乳房の先では乳首が痛いほど尖(とが)り、こすりつける女陰の合わせ目では肉芽が同じように尖っていた。そして、二度も三度も続けざまに逝き、玉の汗を全身に浮かべて仰向けにどおっと倒れ込んだ。
 それでも小太郎は容赦しない。桃色の太腿を引き起こし、両脚を肩に担ぎ上げ、上向いた股間の中央、しどけなく半開きになった女陰めがけて長魔羅をめり込ませた。

「うお”……お”お”お”お”お”っ…………!!」

沙笑は動物のような唸りを発して魔羅の猛攻を受け入れる。全身がひりつくほど敏感になっているのか、すぐに淫夢の極みに達し、覚める暇もなくまた絶頂。眼(まなこ)はほとんど白目になり、涎(よだれ)が唇の端から流れ落ちていた。女陰からも潮を噴くというか小便を漏らし、褥は水浸しとなった。
 さらに、あまりにも逝きすぎて肛門も馬鹿になったせいか、ゆるい大便までひり出し始めた。さすがの小太郎も糞尿まみれになるのは御免とばかり、いったん離れて壁際で下帯を拾って身体を拭いた。
 その一瞬、小太郎が背を向けた一瞬、沙笑の呆けた瞳に突如、光が宿った。急いで大便を掻き分けて紐束を見つけると、即座に解(ほど)いて両手の間でピーンと張った。


 八魔多は一人に魔羅をぶち込んでいる時、もう一人には必ず指を挿入していた。
 稀代も伊代も際限なく逝かされ、自慢の締まり良しの女陰もいささか弛んできそうだった。八魔多の絶倫ぶりは物凄く、四、五度は吐精したというのに魔羅がへたることは全くなかった。

「もう…………、もう堪忍…………」

女たちが弱音を吐くようになっても交合を続けた。娘らはもう青息吐息である。

『以前殺した真田の女忍び、宇乃と言ったか。あやつは最後までしぶとかったが、こやつらはそうでもないようだな』

八魔多は、いったん稀代から離れ、ゴロリと仰向けになった。すると、相手は気息奄々ながらも彼の上にのし掛かってきた。

「う……上でやらせてぇ〜〜」

表情はとろけ、もう性の木偶(でく)に成り下がっているのは明らかだった。

「しょうがねえなぁ」八魔多は女を騎乗位にさせ、「好きに動くがいいさ」と、尻を軽く叩いた。
 稀代は気怠げに腰を前後に揺すっている。伊代はというと隣でしゃがみ込みながら女陰に八魔多の右手を誘っていた。そして、五本の指全てを膣口で頬張ろうとしていた。

「おいおい、手まで呑み込むんじゃねえだろうな」

八魔多がヘラヘラ笑った。その時である。跨がって腰を振っていた稀代の女陰がこれまでになくギリリと締まった。『お? 深く逝ったかな?』と思っていると、さらにギリリと引き締まる。『な、何だ?』と思った時には、魔羅は万力に掛けられたようにガッチリと絞め上げられていた。さらに、伊代が勢いよく尻を下ろしたと思うと、八魔多の手首まで女陰で丸呑みしてしまった。そして、ただちにギリリと締め付ける。

「お、おまえらっ!」

八魔多は跳ね起きようとした。が、魔羅を女陰に噛まれながらのし掛かられ、右手も開(ぼぼ)で絡め取られているため、思うようにならない。

「きさまらあっ!!」

大きく吠える八魔多に向かい、稀代が両腕を伸ばした。同時に伊代も脇から両腕を伸ばす。娘らの手は八魔多の太い首に取りついた。そして、指が食い込む。女だてらに凄い握力だった。興行の時に大俵を手玉に扱うほどの二人である。八魔多は首までもが筋肉質だったが、それをものともせず二十本の指がメリメリと食い込んだ。


 沙笑は小太郎に背後から飛びかかった。気をやり尽くした交合で足腰がふらついているはずだが、そこは傀儡女、普段からの鍛え方が違う。電光石火の早業で紐を小太郎の首に巻き付けると、ギュムッと引き絞り、身体を反らした。
 これには小太郎も動転。慌てて紐に手を掛けたが首に食い込んで指が入らない。沙笑は体重を掛けて身体を後ろに倒している。


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