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同棲ラプソディー
【女性向け 官能小説】

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いつも帰り際にするいつものキスだ。

「なんでキスするのよ」
それなのに、今日に限ってそんなことをいう。

「きつい言い方して悪かったって。ごめんな。
でも、別に親や友人に嘘をついてくれって言ってる訳じゃない。
その場だけフリをしてくれれば生徒は満足するんだ。
ダメかな?」

そう言ってもう一度キスをした。

舌を入れて口内をかき回す。
「ん・・・」
ゆっくりと顔を離して、抱きしめた。
「ダメ?」

もう一度キスをしようとたとき
「キスに誘惑された訳じゃないからね!」
「うん」
「1度だけだよ!」
と言った後に吉見からキスをしてきた。

可愛い奴。

はじめて吉見からしてきたキスは
ちょっとぎこちなかった。
離れようとする瞬間に吉見の頭を押さえてもう一度こちらからキスをする。

「ん・・・っ」

「お礼のキス」
そう言って俺は何度もキスを繰り返した。

お互いに名残惜しんで何回かのキスをして
ギュッと抱きしめた後に吉見は帰って行った。

「コマリ、吉見はお前の永住先を探してると思うか?」

コマリは俺の問いかけなんかどこ吹く風でチマチマ歩いていた。




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