窓-12
腰の力が抜けそうになる。
そんなわたしを支えるようにして、ヒロキくんが後ろからきつく抱きしめる。
中指と人差し指が蜜壷の奥深くに飲み込まれ、卑猥な水音を響かせた。
「沙保のえっちな姿と音を聞いていたら……、僕また勃ってきたよ……あぁほんと沙保とえろいことするの大好き」
「あぁんっあぁっあっはぁんっんっ」
大きく膨らんだ男性器を押し付けられる。
わたしは窓に映る自分の淫らな姿をちらちらと見ながら、深い興奮を覚えた。
陶酔するように腰をくねらせる。
ヒロキくんがショーツを勢いよくおろすと、わたしの太ももに男性器を擦り付けて言った。
「沙保となら……一晩中でもセックスできそうだよ……」
太ももに男性器を擦りつけながら、ヒロキくんが両手でわたしのカットソーを胸の上までたくしあげた。
まるで窓のほうへ見せつけるように、ゆっくりとブラをずらして乳首を露出させる。
「ほら、沙保の乳首……ビンビンだよ……」
そう言って、ヒロキくんがわたしの両方の乳首をきゅっ摘んだ。
「あっあぁっあぁぁあんっ」
親指と人差し指でコリコリと刺激される。
頭がおかしくなりそうだった。
窓に映った自分は、完全に雌の顔をしていた。
「沙保、腰を反らして……そう。ほら、こうしたら、……僕のが入口に当たる」
「あっあぁっはぁんっはぁあんっあっあっ、ヒロキくんのっ──ヒロキくんのぉあたってるのぉ」
ヒロキくんが細かく腰を動かし、男性器で蜜壷を広げていく。
ぬちゃぬちゃと卑猥な音がした。
「はぁぁんっあんっあっあっ乳首っ、乳首気持ちいいのぉ気持ちいい……あぁんっあんっあっあっ」
「すぐ入っちゃいそうなくらい濡れてるね……」
「あぁんっあぁはぁあんっヒロキくん──ヒロキくんっ」
「なぁに? どうしたの?」
ヒロキくんが男性器の先だけを蜜壷に挿れて、腰をぐりぐりと動かした。
わたしはくちをだらしなく開け、喘ぎながらヒロキくんの名前を呼び続けた。
「ちゃんと言わないとダメだよ……」
「んんっあっあぅっ……はぁぁんっあっあっ、ヒロキくん、ヒロキくんっ──わたしの……あぁっ、わたしの中に……挿れてぇっ」
わたしが叫ぶそうにそう言った瞬間、ヒロキくんがぐちゅっと大きな音をたててわたしを貫いた。
「あっあっあぁぅっあっはぁっはあぁんっあぁっ、おっきいの──ヒロキくんのおっきいの入ってるっ……ああっあぁっ気持ちいいっ気持ちいいのぉぉ」
ヒロキくんがわたしの腰を掴んで激しく腰を振る。胸がぶるんぶるんと揺れた。
蜜壷がじゅぽじゅぽと派手な音をたてる。