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エロ恐怖新聞〜1回読んだら100日の命が縮みます
【フェチ/マニア 官能小説】

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幼なじみ 橘美咲・中編-3


 それから30分後。
 俺は会場の個室トイレにいた。
 別にウンコがしたかったわけではない。誰もいないところで考えを整理したかったのだ。
 美咲のことが気になっていた。
 ひとつは強姦計画のこと。
 計画はどのように実行されるのか?
 もうひとつは山崎和哉のこと。
 今頃、あのチャラ男は美咲に要求してそうだ。
「最近、溜まってるんだ。パイズリしながら、フェラしてくれない?」

 ううっ、俺は無力だ。せっかく会場に来たのに何も出来ないでいる。まあ、人通りの多い楽屋で、山崎も強姦を考えてるやつもおかしなことは出来ないだろうけど……。
 そんなことを考えていると、

『号外です〜』

 という声が聞こえて、新聞がバサバサと天井から降ってきた。
 見ると、エロ恐怖新聞だ。
 号外なんてあるんだ? と思って、新聞を手に取ると、ドリンクを飲む美咲とスケベそうな顔をした山崎の写真が、一面ぶち抜きで掲載されていた。

『スクープ! 橘美咲の強姦を計画している人物が特定された!
 その人物は、J事務所のアイドル・山崎和哉!』

 なにーーーーーっ!? 山崎がーーーーーーーーーっ!?
 記事には次のようなことが書かれていた。

『山崎は常々、橘美咲と関係を持ちたいと思っていたが、美咲のガードは堅く、ずっと拒絶されていた。
 J事務所の力も使ったが、美咲はすでに事務所圧力が通用しないほどの大スターになっており、これも虚しく頓挫した。
 そこで山崎が考えたのが、無理矢理ヤッてしまうという計画だ。
 具体的には、自分の楽屋に連れ込み、10分でオトコなしではいられなくなる媚薬をドリンクに混ぜて飲ませるというものだ。
 美咲にドリンクを飲ませることに成功した山崎は、現在、心の中で次のようにほくそ笑んでいる。
「くっくっくっ、美咲ちゃん、ずいぶん焦らせてくれたね。でも、もう少しで俺のチンポをしゃぶりまくって、求めるようになる。自分でパンティを脱いで、挿れて、挿れて、と泣き叫ぶようになる。ううっ、橘美咲のオマ×コってどんなだろう? おそらく処女だろうから、俺の超特大チンポは酷かもしれないな。でも、俺、ヤッちゃうんだけどね。Fカップおっぱいの揉み心地も楽しみ!」』

 美咲!!

 俺は勢いよくトイレを飛び出していた。
 人をかき分けて会場通路を必死に走る。人とぶつかりながら、楽屋口に向かう。

 美咲、待ってろ! 今、行ってやるからな!

 だが、楽屋口で止められた。
 やはり一般人は簡単に入れないらしい。マネージャーの谷村さんを呼び出してもらったが、他のタレントの対応で不在のようだ。
 すると、ふたたび『号外です〜』という声がして、エロ恐怖新聞が振ってきた。

『続報! 橘美咲、ついに山崎和哉の餌食に!?』

 ……餌食って! 美咲のやつ、山崎の超特大チンポにやられちまったのかよ!  
 でも、まだクエスチョンマークが付いている。
 記事をさらに読んだ。

『怖れていたことがついに現実になった。
 橘美咲の体の中で媚薬が効き始めたのだ。今や美咲の体は性欲の塊になり、まったく制御できない状態になっている。
 早速、山崎は「大丈夫?」と床に倒れた美咲に駆け寄り、抱き上げるふりをして美咲のおっぱいをつかんだ。
 以下は、記者が取材した山崎の心の中の言葉である。
「ううっ、橘美咲のおっぱいって、ちょ、ちょ、超やわらかい! 服の上でこれなら実際はどうなるんだ? おおっ、この硬いポッチはまさしくビーチク! 服からでもはっきりわかる!」
 そして、手が滑ったふりをして、美咲のスカートの中に手を入れた。
「何だよ、スパッツ穿いてるのか? まあ、いいけど。スパッツなんか、するすると脱がしちゃうから。どれどれ、美咲ちゃんのパンティを拝ませてもらおうか」』

 三分後、俺は楽屋の廊下を走っていた。
 実はエロ恐怖新聞の最後のページに楽屋に通じる裏通路のことが書かれていたのだ。
 だが、肝心の山崎の楽屋がわからない。今回はフェスで、さまざまなアーティストが参加しているため、2階、3階の楽屋も使われているのだ。

 くそっ、どこだ? いくつもあるからわかんねえよ!

 しかし、3階を探していると、一番奥の部屋に『山崎和哉様』と書かれた表示を見つけた。
 人の往来のない3階奥を楽屋にするとは、完全に計画的犯行だ。山崎、許せねぇ!
 走っていくと、ドア越しに山崎の楽しそうな声が聞こえてきた。

「ふふふっ、美咲ちゃん、純白パンティもいいけど、そろそろ君のオマ×コを見せてもらうよ。パンティは濡れ濡れで気持ち悪いだろうし、俺が脱がせてすっきりさせてあげる」

 次の瞬間、山崎の楽屋に飛び込んでいた。

「山崎ーーーーっ! てめえ、美咲に何しやがるーーーーー!!」

 まさに間一髪だった。
 山崎が美咲のパンティに手をかけた瞬間、俺は山崎を殴り倒していた。



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