淫らな彼女-8
「どこ行くの?」
俺はチラッと莉菜ちゃんを見下ろす。
「こっち。」
でも莉菜ちゃんはそのままズンズンと俺の腕を掴んだまま進んで行った。
んんん?何が起こってる?
純情そうで可憐な莉菜ちゃんが、俺をラブホに連れ込んでる・・・?
「私はこの部屋がいいな。大地君はどれがいい?」
莉菜ちゃんは客室パネルを指さした。
「・・・莉菜ちゃんの好きなのでいいよ。」
しかも、ラブホに慣れてる感あり。もしかして兄貴とも頻繁に来てんのか?
そりゃ、莉菜ちゃんとエッチ出来るのは有難いけど、どうする?!俺!!
俺は何だかんだ考えながらも、莉菜ちゃんに誘われるまま部屋に入ってしまった。
状況がよく呑み込めてない俺に、莉菜ちゃんは魅惑の甘い声で俺にねだるように囁いた。