淫らな彼女-9
「大地君、屈んでくれる？」
思考回路が麻痺している俺は、何も考えずに莉菜ちゃんに言われるとおりに少しかがむと、彼女のふっくらとした唇が俺の唇を塞いだ。
あれ？！俺、今莉菜ちゃんとキスしてる？
何？何だ、この状況？！
しかも莉菜ちゃん、俺のズボン下ろしてんだけど？
俺の中の莉菜ちゃん像が崩れていく。
純粋そうで、清楚で可憐な莉菜ちゃんのイメージが砕け散る。
これはラッキーと受け取っていいのか？
それにここまできて何もしないのは、莉菜ちゃん傷つけちゃうことになるよな。
そう思ってから俺の行動は早かった。
俺も莉菜ちゃんの服を脱がせながら、舌を絡めると彼女もそれに応えた。
莉菜ちゃんの舌がいやらしい動きをして、俺の鼓動は速くなる。