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年下カレシ
【女性向け 官能小説】

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真相-10

高校に入学し、葵はゆかりに出会う。
最初は葵にとって、隣の席のただのクラスメートだった。

彼女はこの高校にもともと知っている人や友達がいないようで、
女子特有の群れに入らず、しばらくは休み時間も一人で本を読んだり、
音楽を聞いたり・・・。
美人なお嬢様みたいな雰囲気だから、みんな近寄りがたいのかな?と葵は思った。

でもそれだけだった。

しかしクラスから各委員を決める時、
くじびきで葵とゆかりは同じ図書委員になったのがきっかけで、
二人は会話を交わすようになる。

徐々に葵はゆかりの生い立ちを知ることになる。
互いに家庭の事情で別の家に預けられた過去をもつ二人は、
話しているうちにお互いに親近感がわいて、自然に打ちとけ仲良くなっていった。


それから葵は豹介にゆかりを紹介した。
葵は豹介のタイプを知っていて、きっと豹介はゆかりの事を好きになると思っていた。
それから葵の予感が当たり、豹介とゆかりは付き合いだした。

葵は二人が付き合いだして良かったと思っている。
親友と新しく出来た友達が並んで歩くのを見ていると心が和んだ。


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