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不貞の代償
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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忘我1-4

 奈津子の顔を捻り、キスでもするような体勢で上から顔を覗き込む。持ち上げた片足ごと体を抱く凄まじいポーズであった。大きな手が頬をくるんだ。その指が奈津子のよだれで濡れる。
 刹那、奈津子が絶頂に達した。
 岩井に訴えたわけではないが、蕩けそうな表情と反応で分かった。引き出されたペニスに膣壁が粘るようにペニスに絡みつく。ぬらつく透明な体液が糸を引いた。
 白い腹をうねらせ、岩井の顔に激しい息をはいた。岩井が目を細めるのでそれが分った。ペニスをゆっくりと沈めながら、震えがおさまるまで力強く引き寄せた。愛する女を抱きしめるように。
 岩井はまだ果てていない。ペニスは萎えない。
 痙攣が止んだ奈津子の脚を解いたのは体位を変えるためだ。鋼鉄のような色合いを見せる屹立したペニスは、さらなる快楽を与えようとしている。
 岩井は体を支えたまま仰臥した。奈津子が腹の上にのる形だ。背を押してしっかりと腰を合わせた。よりどころのない両手は宙をつかむが、岩井が腰をつかんで支えた。奈津子はのろのろと、戸惑うように体を前に倒して岩井の太ももに両手をつく。ペニスが深々と入ったのか、あごを上げてうめいた。だが岩井は催促するように奈津子の体を前後に揺すった。
 自ら動き始めるが、自分の体重で巨根をくわえ込むのが苦しいのか嫌がるように首を振る。岩井の怒りが爆発し、顔面に平手が炸裂する、と思ったがそうではなかった。両手で腰をつかんで持ち上げ、ずるずるとペニスを引き抜いたのである。奈津子の両手が岩井の太ももに落ちた。
 両手で尻を持ち上げたまま止めた。下から突くと「ヒィ!」と叫び、髪を乱した。
 親指で尻を割り開き首を持ち上げ、結合部をのぞき込む。緩やかな反復運動をしながら、両の親指は肛門の位置に移動する。結合部の上なので間違いなく肛門を狙った動きである。何をしているのか詳細は見えない。指先で撫でているのだろうか。不安定な体勢のまま緩い動きで出没を繰り返している。
 岩井が起き上がった。奈津子の両脚を左右に大きく開く。岩井は上体を立てたまま奈津子をうつ伏せにさせた。ペニスが凄まじい角度で膣をえぐったのだろう、奈津子が苦しげにうめいた。
 背中方向を貫く角度のまま揺さぶった。呻く奈津子を見て岩井は口元を緩めた。ひざまずくと、おのずと奈津子の腰が持ち上がった。バックスタイルの体位。
 突き上げるのかと思ったが、そうではなかった。腰をつかんで引き寄せ、己の腰を押し込んでいった。
「オォッ」
 喜悦の声だった。
 力強く引き寄せ、腰で円を描く。浮き出た肩胛骨に触れ、わき腹を撫で、桃のような尻に戻り、腰を密着させて惨く深く挿入する。だが奈津子にとっては、もはや無慈悲な行為ではなかった。
 義雄では決して届かない妻の急所を亀頭でえぐることができるのだ。田倉もそうだったのだ……。長大なペニスは未知の性感帯を探すのだろう。
 奈津子の体はすでに極太のペニスに馴染んでいる。一介の人妻が異質の体質に変化するまで、極太陰茎の硬度や形状を教え込まれたのだ。
 すでに開ききっている尻をさらに惨く押し開き、両方の親指で不浄の蕾を押し開いた。そのとき、奈津子は「我慢できないッ」と、火を吐くような愉悦の悲鳴をあげた。


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