中学2年二学期の思い出-8
俺は由美子に対して本当に酷いことをしているのに何も知らない由美子は・・・
あとは投げられたボールをどう返すか・・・
答えは決まっているのだが。俺は由美子との関係を最優先にすることを決意する。女子の下着やトイレの覗きなんてこれからチャンスがあればいくらでもできる。でも由美子との関係は今が一番のチャンスだ。うまくすれば、由美子の体を賞味することができるかもしれない。相変わらず中学生らしからぬ下衆な考えだ。
手紙を読み終えたあと俺も意を決して、一筆書いた。
由美子へ
今まで通り仲良くなんて嫌だ!
俺も由美子の事が大好きです!
これからは俺だけの由美子になって欲しい!
授業中だがそっと由美子の机の上に置く。
由美子はすぐにそれを読む。
由美子は俺が渡した紙に何か書き込んで俺の机に渡してきた。
私もY君が大好きです。
Y君だけの由美子になります!
よろしくお願いします!
由美子と目が合った。少しはにかんで、恥ずかしながらも笑みを浮かべている。由美子を抱きしめたい衝撃にかられるが授業中だ。由美子とそのまま見つめ合う。本当にチャーミングだ。
由美子とはこの時を境に関係が大きく変わる。
すぐに体の関係になった訳では無いが、由美子はずっと俺だけの由美子でいてくれている。
由美子との事をこの先も記していると恋愛小説になってしまうので今後は最低限の事は記すが、初デートからの詳細な関係については別題の小説
「由美子と俺の永遠の物語」
を立ち上げるのでアップされたら是非読んでほしい。
変態活動については結局二学期の間は封印することになる。下着漁りは来年の夏までお預けになった。まあ、由美子との時間が変態行為以上に魅力的だったのもあった。
だが俺にとって、変態行為は「デザートは別腹」「セックスとオナニーは別腹」と同じで「由美子と変態行為は別欲望」だった。
年が明けしばらくすると、由美子の目を盗んで変態行為に勤しむようになる。