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調教学園物語
【調教 官能小説】

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〜 木曜日・巡礼 〜-1

〜 33番の木曜日 ・ 巡礼 〜


 マラソンでも大食いでもペナルティでも腕立て伏せでも。 次が最後だと分かっていれば、どんなに疲労の極致にあっても新しい力が湧いてくる。 次で終わりなのだから、残る気力全部使いきるべく脳がリミッターを外してくれる。 

 15時25分。 MR(モニタールーム)での自慰を経て、私達Cグループ2組は第2グラウンド――C棟の裏手にある小さいグラウンド――に第1姿勢で整列していた。 教室の外なので登校服を纏い、校舎外なので外靴に履き替え、5人ずつ7列になって2号教官の前に並ぶ。 全員が内股で、恥丘を真っ赤に腫らしていて、屋外であるにも関わらず嗅ぎ慣れた腐臭を漂わせて、濁った汁を腿に垂らしていても、時間は守る。 6限でどうにか教官の指示を達成できたこともあり、持ち物の疼きはキツかったけれど、私もどうにか時間通りに指示された場所で待つことができた。 
 
 キーン、コーン、カーン、コーン。

 校舎の外とは思えないくらい明瞭なチャイム。 どこから聞こえるのかは分からなかったけれど、学園が校舎外へ放送する設備はしっかりしている。 

 第1姿勢をとり、登校服の股布を股間にキリリと喰い込ませながら、

「起立! 礼! ご指導よろしくお願いしますッ!」

「「ご指導よろしくお願いします!!」」

 委員長に続いて頭を下げる。 疲れきっていても、唱和、頭をさげるタイミング、腰をまげる角度ともにピタリと揃える。 

「点呼」

「「ハイッ!!」」

 続く号令にも即座に反応する。

「1!」「2!」「3ッ!」「4!」「5ォ!」 ……。

 すかさず腰を落し、がに股をつくって赤らんだ股間を教官に向けておしだせば、遅れまいとする一心で自分の番号を高らかに叫ぶ。 全員の点呼を10秒以内に、という指示に沿って、みんなが間髪入れずに声をあげる。 
 
「30!」「31!」「33っ!」「34!」「35!!」

「よろしい。 第1姿勢に戻りなさい」

「「ハイッ! インチツの奥で理解します!!」」
 
 ザッ。 足元で砂ほこりが舞い、一斉に腰をあげて直立した私達。 5、6限と続いて個室での行為に没頭していたため鈍っていた感覚が、じんわり、やんわりと蘇ってきた。 つまり、私たちは集団で行動しているのであって、あくまでクラスの一員として見られている。

「お前たちの無様なマスターベーションには食傷気味ですが、あと1時間ですから、なんとか辛抱しましょう。 それにしても、臭い匂いをまき散らして、粘い汁を垂れ流して、これだけの回数をイきつづけるなんて、お前たちは本当にマスターベーションが好きなようね。 どうなの委員長」

「は、ハイッ! 私たちは淫らで腐ったチーズ以下の、その、くちゅくちゅと汁をまき散らしましたッ。 チツマンコ弄るのが大好きな、恥知らずの変態ですッ! インチツの壁から感謝しますッ!」

「お礼を言われてもしょうがないんだけれど。 まあ、その姿勢は悪くはありませんよ」

「ありがとうございますッ!」

 赤い眼鏡の奥から、私達を見下ろす教官。 私たちは、或るものは感情を表にださずに受け流し、或る者は唇を噛みしめる。 教官が命じたことを忠実に履行しただけというのに、自分を棚に上げてよくもまあぬけぬけと言ってくれるではないか。 私はといえば後者でありたかったけれど、ただ視線を落すしかできなかった。



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