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調教学園物語
【調教 官能小説】

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〜 木曜日・棒淫 〜-2

 慣れないブリッジを崩さないよう筋肉をプルプルさせながら、私は少しずつエボナイト棒を呑み込むべく、壁に向かって前進する。 ブリッジをつくる足を左右に割るのは中々大変だったけれど、もともと体が柔らかい方なので、どうにか三分の一ばかり呑み込むことができた。 後は腰を引いて棒を抜き、一気に押して棒で掻き回す。 随時グラインドを取り込めば、たちまちチュプチュプという恥ずかしい音色を奏で、棒の先端に泡立った白濁の残滓を残すようになる。 そのまま腰のピストンを上げて、私は声にならない喘ぎを4度叫んだ。

 80センチというと、直立した時に股間がくる場所より僅かに低い。 直立したまま腰を落し、うまくエボナイト棒を咥える生徒がほとんどだ。 ただ、私は敢えて壁に背を向けた。 背中を反らし、お尻を高々と持ち上げる。 手は膝に、足はまっすぐ伸ばして肩幅に開く。 丁度背後から挿入されるように、股間と棒がドンピシャだった。 あとは後ずさりしながら棒を飲み込み、『のの字』を描くように腰を壁におしつける。 鼻息が自然に荒くなる。 引き結んだ唇の隙間から、小刻みな吐息が連続して洩れる。 んっ、んっ、んっと喉の奥で喘ぎながら、私の首輪は赤く灯った。

 最も高い場所にある棒はどうすればいいんだろう。 素直に直立すると膣より高い場所にあり、これではどうしたって膣に納められそうにない。 背が高い生徒は爪先立ちしたり、上段蹴りのように片脚を伸ばして膣の場所を高くしようとしたり、あとちょっとで咥えそうだ。 一方小さい生徒は勿論、私のように中肉中背では、小手先の頑張りが通用しない。
 
 と、委員長が突然壁に背をむけて、床に手を、壁に足をつけた。 そのまま足を壁に沿って持ち上げ、手を壁に近づけ、腕をピンと伸ばす。 『(壁に沿った)逆立ち』だ。 腕が伸びた分だけ膣の位置が高くなり、エボナイト棒も充分挿入できそうだ。

 私も委員長に倣い、逆立ちした。 乏しい筋肉は慣れない体勢にぷるぷる震えたけれど、崩れそうになる体を必死に支え、膣で棒をソッと覆う。 腰のグラインドは出来なかったものの、壁に股間を何度もぶつけることはできた。 へこへこ、へこへこ、倒れない程度に一生懸命腰を動かし、どうにか1度、絶頂に達することができた。


 ……。


 壁に並んだ黒い棒。 必死で膣におさめようと頑張りながら、私は自分の幼年学校時代を思い出していた。 まだ無邪気で、性の知識も乏しく、明るい未来を信じていた頃。

 学園は9学年あり、かく学年で5クラス(1クラス40人)あった。 そして私のクラスにたった1人だけ『男子』がいた。 教員、校務員、給食員、生徒。 全員が女性な中にあって、ただ彼だけが『男子』だった。 男子トイレも男子用更衣室も、すべて彼のためだけに存在した。

 運動神経抜群。 クラスの誰も彼には勝てなかった。 短距離も、持久走も、縄跳びも、ドッジボールも、水泳も、一輪車も、竹馬も、器械体操も、跳び箱も。 考えつく限り何もかもで、彼は9年間TOPであり続けた。

 成績優秀。 というか、テストや授業中の質問で、彼が間違えたことはなかった。 国語、社会、理科、数学。 幼いながらにも『彼の方が先生より賢い』とすら感じていた。  

 芸術センスの塊。 絶対音感からリズム感、音程も含めて非の打ちどころがない。 書道は豪快かつ繊細で、美術作品の色合いはコーディネートの基本に忠実かつ大胆だった。

 眉目秀麗――これは比較対象が彼しかいないので何ともいえないけれど、少なくとも同級生の女子よりは遥かに整った目鼻立ちをしていた。

 そんな完全無欠な彼が、冗談っぽく美術の時間につくった『作品』が記憶の底から蘇る。 先端がモッコリした棒状の粘土細工で、全体を黒く色づけしたもの。 棒の部分に血管が浮いて、反りかえって横に曲がっていた。 彼が作った『作品』は、私が全身で咥えようとしているこのエボナイト棒そっくりだ。 大きさといい、太さといい、記憶と完全に合致する。 確か彼は『僕たちのモノってこんな感じなんだよね。 うーん、リアル過ぎるのも笑えないなー』といいつつしっかり笑って、完成したばかりの『作品』をゴミ箱に捨てたのだった。

 彼以外に『男子』と会ったことはない。 だから、畏れ多くて口にはできないことだけれど、殿方のモノは、もしかしたら私たちが必死に膣に入れようとしている、こんな形状なのかもしれない。 短くて、細くて、柔らかくて。 単純にイきやすさだけでいえば、シャープペンシルの方が上だ。 それでも『殿方の持ち物に近いかもしれない』というだけで、私にはエボナイト棒が宝物のように思われた。 だからこそだ。 鈍い感触の棒なのに関わらず、抽送するだけで何度も何度も絶頂できた。 その度に白い壁を体液で汚し、静かな廊下には粘膜が織りなす音楽が、ジュプジュプジュプと響くのだった。
 


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