紅館小話〜服〜-4
『く、紅様………散々断わっていながら、申し訳ないのですけど………』
シャナの顔は最高潮に赤くなり、目を閉じてボソボソと呟きはじめた。
『なんだい?』
『………わ、私を抱いてくださぃ………』
最後の方はあまりに小声で聞えずらかったが、確かにシャナは言った。
自然と笑みが浮かぶ。
『良いよ、シャナ。
じゃあ、ここに座って♪』
ここ、とは今私の前にある机の上だ。
『えっ………でも。』
『良いから。 座ってこっちに向いて。』
机に座ることに抵抗を覚えるシャナだったが、秘所のうずきに耐えきれないのか、言うとおりに座った。
私の目線は丁度シャナのお腹辺りであった。
『それで、足を開いて。』
『こ、こうですか?』
シャナが足を開くと、スカートの奥がよく見える。 私は早速シャナのショーツに手をかけて、スルスルと脱がしていく。
ショーツの布地からはニチャリと粘液が糸を引いた。 秘所はもうすぐにでも挿入出来るくらいに濡れている。
クニュ―――
手を伸ばし指でシャナの割れ目を拡げるとそこはまるで処女のような、健康的なピンク色。
ただ一点、シャナの膣が物欲しそうにヒクヒクしていることが処女にはない淫らな魅力を感じさせた。
『可愛いね、こんなにして。』
『………紅様のせいです。』
顔を背けてポツリと呟くシャナ。
確かに、シャナをこんな風にしたのは私だろう。
『シャナは嫌?』
『いいえ、紅様。 紅様の好みの女性になれたと思うと嬉しいです。
でも、やはり恥ずかしいのです。』
指を一本、ヒクヒクとしている膣に挿入する。
『んあぁ………』
『違うよ、シャナ。
君は私の好みになったんじゃない、君自体が私の好みなんだよ。』
指で天井を擦り、抜く。
『シャナ、もう良いかい?』
男根を出して、シャナに見せる。 それは張り詰めていて、入れればすぐに出してしまいそうで怖い。
『はい………紅様………』
腕をシャナに回して抱き締める。
ズヌッ―――
『あふっ…………』
自分の男根に絡みついてくるシャナの感触は何度しても変わらない。
柔らかくてきつい。 そんな矛盾が気持いい。
男根が奥まで入ると一旦動きを止める。
『シャナ。』
頭を撫でて、そっとキスをするとシャナは微笑んで、彼女の方から舌を絡めてきた。
………ズチュ………ズチュ………
男根を動かす度に粘液が音を立てて、机に流れ出す。
『あっ、あん、紅様、わ、私、紅様の、大事な人に、なれました、か?』
シャナの奥を突く度に漏れる吐息に遮られながらもシャナが問うてきた。
私はさらに深く早く突いて、シャナに声を上げさせる。
『まだそんなことを言ってるのかい?
大事だよ、無くちゃならない、大事な人だよ。』
そう耳元で囁くとシャナは嬉しそうに私を抱き締める。
………私の体も、男根も。
『くっ………そんなに締め付けられると………』
あまりに気持良くて私はもう出してしまいそうだ。
『だ、出すよ………』
『はっ、はい………紅様ぁ………』
シャナの奥まで男根を突き込む。
『くっ………シャナ!』
ドクッ―――ドクッドクッ――――
白濁液がシャナの膣に吐き出される。 だが、いつもと違い、シャナの締め付けはあまり無い。
まだイっていないのだ。
『はぁ、はぁ………シャナ、ちゃんとベットでもう一回しよう?』
シャナの膣から男根を抜くと、ドロリと膣から白濁液が流れ出てきた。
イってはいないが、力が抜けてしまっているシャナを抱きかかえて寝室へと移動する………