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〈熟肉の汁〉
【鬼畜 官能小説】

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〈快楽の源泉〉-25

「あ"ぎひぃッ!?ん"い"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"ッ!!!」


指などでは満足しないはずの恭子の肉体は、しかし容易くも陥落して絶頂を迎えた……それは耕二や弘樹との情交ですら味わえなかった、深くて濃厚な幸福感であった……。


『あ〜、もうこんな時間かあ……そろそろ帰さないとマズいなあ?』

「はひぃッ!!はひぃ…ッ…あひ……ッ……」

『ほら、その汚え身体を洗ってやるよ。早く立てよ、奥さん』

『立てっつっても無理だよ。もう奥さんは腰が抜けてんだからさ?』


ぐったりとした恭子は、手足を掴まれて物のようにシャワー室まで運ばれ、そして男達に身体の隅々まで洗われた。


「ハア…ッ…ハア……あんッ!!……ハア…ッ」

『おいおい、身体を洗うだけでも感じてんのかよ?』

『クリ〇リスもデカいまんまだぜ?ヘッヘッへ……コリッコリに硬くさせてやがる……』

『あ〜あ、まだマン汁垂らすのかよぉ?こりゃ洗ってもしょうがねえかなあ?』


時間を理由に放置された肉体は、鎮まったはずだったのに再び火を着けられたもの……欲求不満は解消されず、それどころかより強い淫欲を教え込まれてしまっていた……渇望を満たされぬまま衣服を着させられた恭子は、意識が朦朧としたままミニバンに乗せられ、気が付いた時にはアパートの前に降ろされていた……。


(……何時まで続くの?……こんな…こんな生活……)


昼は慰み者として弄ばれ、夜と朝は妻と母を演じねばならない。
二つの顔を持ち続けていなければ、恭子は全てを失ってしまうのだという陰鬱な今の状況は、まだまだ終わりを迎えそうになかった。

重い足取りで自室へと向かう恭子は、遠い過去にも感じられる今朝の出来事を思い出していた。
自分の部屋の隣に住む、あの変質者の事が……。

恭子はアパートを見上げた。
諦めきれない変質者が、もしかしたら自分の帰宅を覗いているかもしれない……。

知りたくはない。
しかし、知らないままでは怖くて堪らない。

視線は一旦自室の窓を捉え、そして恐る恐る“あの部屋”の窓へと向けられた……。


「…ッ!?」


窓枠とカーテンとの隙間に、ギョロリとした眼球が見えた……待っていた……あの変質者は諦めもせず、自分の帰宅をじっと待っていたのだ……恭子は凄まじい恐怖に駆られながら、しかし、唯一の逃げ場である自分の部屋に向かう為、懸命に駆け出した……。


(な…!?…何なの?…わ、私の身体……?)


両足に力を籠めると、股関節が奇妙に軋み、思わず脱力しそうになった。
どうにか踏ん張り、玄関を開けて階段を上ろうとした時、明らかな異状に恭子は戦きを隠せなくなった……。



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