〈快楽の源泉〉-18
『酷いって言うんなら、今からアパートに帰してやろうか?まあ、そうなりゃ奥さんのコトだ。あの女装趣味の変態の部屋に駆け込むんだろうなあ?』
「誰が…誰があんなヤツなんかにッ!?」
『へへへッ…今の奥さんならどうかなあ?オ〇ニーなんかで鎮まるような身体じゃなくなってるって、自分でも分かるだろう?』
生臭くも美味い汁を溢れさせる肉棒を頬張り、垂れ下がる胸肉を愛撫され、淫肉を好いように弄ばれている恭子の女体は、炎が揺らがんばかりに燃え盛っていた。
舌に感じる鋭利な肉塊で、疼いて仕方ない淫穴を掻き毟って欲しい……。
思わず口から漏れそうになる破廉恥な哀願は、しかし、それを言ってしまったなら、箍(たが)が外れて欲望を思うままに叫んでしまったなら……もう恭子には平穏無事な生活は戻らなくなってしまうだろう……。
『へっへっへ……このままアパートに帰りたくないんだろ?じゃあ「チ〇ポ欲しいの」っておねだりしろよ?』
「ッ〜〜!!!」
恭子の危惧は的中した……命じられなくても口から出そうになる台詞の強要は、散々に擦り付けられてきた[淫乱]の烙印を、自らに押し付けるようなものだ……。
「そ…ッ…そんなコト誰が言う…!?ん…くあぁぁッ!!」
『あ?なんか言ったか、奥さん?』
グチュグチュと音を発てる淫肉は、内部への非情な悪戯に牝汁を溢れさせた。
潜り込んでは蠢く指の左右にある淫花はブラブラと揺れ、粘っこい汁を糸を引いて滴らせている。
『ココだろ?奥さんはココが……そうだろう?』
「やッ!?やあッ!!やあぁぁッ!!」
秘密など疾うに暴かれている恭子の肉体は、男の指技に悶絶した……燃え盛る欲情の炎は爆炎となり、牡を誘う体液の分泌は加速していく……。
「やめッ!!はッ…はひぃ!!やめてくださ…ッ!?あ"〜〜〜〜ッ!!!」
恭子は肉棒を握り締めたまま、指技の招くがままに淫水を噴射した……シーツに巨大な染みを作り、手招きを繰り返す指を淫穴で締め付けながらも、未だ快楽を貪っていた……。
『随分と簡単に潮を噴いたなあ?もう辛抱堪らんて顔してるぜえ?』
『奥さんが素直になるまでチ〇ポは“御預け”だな。へへッ…悪く思うなよ?』
「ふひッ…ふひッ…やめッ…やめてえッ!!もうやめてくださいぃ!!」
『「やめてください」だとよぉ?だんだんと可愛くなってきたなあ?』
仰向けに転がされた恭子は、手足を押さえ付けられて大の字にさせられた。
欲しかったはずの肉棒は、今や唇にも掌にも与えられてはいない。