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調教学園物語
【調教 官能小説】

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〜 火曜日・詰便 〜-1

〜 2号の火曜日 ・ 詰便 〜

 
 よく考えれば、私はもう教官になったのだから、必要なものは用務員室に連絡して手配すればいい。 携帯メールで指示を送った3分後、液体を満載した台車がF棟B1教室に届いた。 学校の『用務員』即ち校務員は、学園を中途退学する生徒の就職先の1つだ。 私のような卒業生が就く『教官』から見ると1ランク落ちるが、就職先としてはかなりの高倍率といえるだろう。 とはいえ学園を一歩でれば、たった1つであったとしても、ランクの差は絶大だ。 もしも用意が遅れて私の機嫌を損ねようものなら、所詮は一校務員ごとき、私の裁量次第で生命を失うこともある。 ゆえに少々無茶な要求だろうと、必死になって遅延なくこなしてくれる。

 台車を押して教室に入る。 そこには、出る時と寸分違わず体育座りで私を迎える生徒たちがいた。 心なしか顔に血の気が戻りつつあるようにも思えるが、それでも疲労の色は隠せない。 理性がマヒし、知性が鳴りを潜めた瞳。 そしてはしたなく開いたままの口からは、抑えきれない臭気が漂っている。 鼻、黒髪、そしてあらゆる肌にこびりついた茶色く淀んだ澱(おり)の下からも、困憊の気配は見て取れた。 

 キーン、コーン、カーン、コーン。

「きりぃッ!」

 一貫して小気味よく委員長が号令をかける。 礼が終わった直後に点呼をかけた。 揃っているに決まっていても、数時間に1回は点呼をかけるようにしているためだ。 案の定1回目は12秒を超え、やり直す。 2度目で制限時間をクリアした。

「全員静聴。 これから7時間目、本日の最終講義を始めるわけですが――」

 ここで私は生徒達に、これから要求する行為を説明しようと思っていた。 今までは手本を見せて、それに準じる行為を見様見真似で模倣させてきたが、ここからは視界も塞がるためだ。 ゆえにその都度言葉で説明する、というわけにもいかない。 おそらく聴覚も用を足さなくなる。 説明は手本を見せる前、即ち今だ。

「――先ほどの金盥に軟便を配ります。 我々教官が拠出した1ヶ月分の排泄物ですので、中には硬度のきついものもありますし、下血も混じっているでしょう。 形を成さない下痢もあるかもしれません。 すべてはお前たちのためわざわざ持ってきてあげたのだから、ここにいない教官方に、謹んで御礼をいいなさい。 委員長、さっさとなさい」

「は、ハイ! 私たちのような、自分のケツウンコを塗って浄めるしかない、臭くて下等な生き物に、教官方の麗しい、あの、排泄物を頂けて光栄です! インチツの壁を、変態のオマン汁で濡らして感謝します!」

「そのくらい言葉を紡げれば上出来です。 他も委員長と同じ気持ちでいるんでしょうね」

「「ハイ!」」

 無邪気に、というよりは盲目的に返答する裸の列に、私は大きく首肯する。

「では続けましょう。 ウンコ製造機のお前たちは、ウンコ製造の基本として、オケツとケツ穴をそれなりにトレーニングしました。 しかし、単にひりだすことだけを製造と呼ぶわけではありません。 体内に大切な人様の『ご挨拶』を保管し、温めて待つこともウンコ製造機の役目です。 そこで、これから全身で『ご挨拶』を温める作法を指導します。 あくまで温めることが目的ですが、ちゃんと取り出してもらいます。 例えば胃の中に納めてしまうと、これはもう、取り出すことは難しくなります。 決して呑み込まず、あくまで食道で保持することを心掛けるように。 分かりましたね」



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