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調教学園物語
【調教 官能小説】

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〜 火曜日・詰便 〜-2

「「ハイ! インチツの奥で理解します!」」

 絶対に分かっていないと思うが、それでも返事をしなければいけないことは十二分に分かっているようだ。 これから彼女たちに詰め込む軟便には重曹(じゅうそう)が混じっており、胃酸と反応すると大量の二酸化炭素を吐きだす。 喉から洩れた分が胃に入る程度であればシュワッと違和感を感じるくらいだが、一口サイズ以上の塊を呑み込んでしまった暁には、間違いなく噎(む)せることになる。 

「その次は、温めたままプールサイドに降りてもらいます。 これからプールにに30センチばかり液体を張りますが、全て私たち教官が放った尿を保管しておいたものです。 十分に発酵させてありますから、匂いの極致を体験できるでしょう」

「「……」」

 ボーっとしている少女たち。 頭が回っていないものが三分の二。 信じられないのだろう、言葉では理解しつつも実感が伴わない様子が残り三分の一。

「あら? 感謝はないのね。 ウンコの時は御礼があったのに、尿では有難味も少ないということかしら。 答えなさい」

 ハッとしたのは今回も22番だった。

「あっ……! し、失礼しました、感激のあまり言葉に詰まってしまいました! 教官方の暖かい聖水で私たちを、あの、不様でだらしない変態どもを浄めて頂けて嬉しいです! インチツの壁をオマン汁とオシッコで濡らして感謝します!」

「次に遅れたら、私も考えざるを得ません。 委員長は常にクラスの先頭をきるものです」

「ハイッ! インチツの奥で理解しますッ!」

 顔をあげ、瞳を反らさず、腹の底から響く返事だ。 クラスの大多数が思考を止めつつある中で、22番だけは現状を理解しているらしい。 表情がこわばり、目を見開き、こめかみがピクピク震えている。 おそらく、今後の展開も彼女は予測しているんだろう。

「私たちからの『ご挨拶』を詰め終わったら、プールに入って、第1姿勢のまま横たわりなさい。 大丈夫。 窒息しない工夫はしてあげます。 全員が横たわったところで液体を抜きますから、合図するまでジッとしていること。 途中で起き上がったり、温めた『ご挨拶』を零したりすれば、その時は個別に指導しますからね。 ジッと、静かに、大切に身体の中で温めて待ちなさい。 いいですか」

「「ハイ! インチツの奥で理解します!!」」

「では手本を示してもらいましょう。 副委員長の30番、前に来なさい」

「は……はいぃっ! インチツの奥で理解しまぁすっ!」

 初日に孤独な時間を過ごし、2日目にクラスメイトと合流してから半日。 ようやく30番の返事もそれらしくなってきた。 常に全身を震わせ怯えを隠さない30番だが、それは私が再度の補習を命じるのが怖いからで、これから待つ体験が怖いわけではないと思っている。 その証拠に、30番は片時も私から目を逸らさない。 自分がこなす役割ではなく、私の反応のみを気にしているために他ならない。 そもそも彼女は補習を終えた直後なのだから、怖いものなど限られていた。


 ……。

 
 自分用の『薬さじ』『ペリカン』そして『金盥』を携えた30番に第5姿勢をとらせる。 『あのう、第5姿勢ってなんでしたっけ』と耳を疑う質問を受け、一瞬パンチングゴムを握りしめた。 けれど、そういえば30番にだけ終わりのHRまで自由な言葉遣いを許していたことを思い出す。 黙って仰向けに寝かせ、両手を足首に持っていかせればあとは思い出したらしい。 自分から股間を拡げて頭をもたげ、乳房から肛門まで全てを晒す、正規の第5姿勢に移行した。

 台車に積んだタンクについた蛇口をひねる。 太い口径の金具からネリネリと現れる黄土色の塊。 流石は教官のものだけあって、粘度、色艶ともに斑(むら)がない。 徹底的に健康管理を受け続けているのだから、さもありなん。 ただし匂いに関しては、時間を置いて発酵している分、ただでさえ陰湿な教室の中にあって一際異臭を放っている。

 黄土色で埋まる金盥。 2キロ……3キロ……4キロ、ここだ。 排出量が4キロに達したところで蛇口を止める。 いずれ卒業までに6キロ程度の詰便を体験するだろうが、今日はここまでで十分だろう。 4キロでも、もちろん相当に厳しい数字といえる。



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