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“魔”の代償〜狙われた人妻事務員〜
【熟女/人妻 官能小説】

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秘書編 篠田麻理江-1

 例のメンバーと店を訪れる約束は翌週の金曜日であった。健太郎はそれまでとても待てそうもなかった。散々迷ったが我慢できそうもない。健太郎は一人で店に行ってしまった。 
 店に行き、この間は余裕がなく選べなかったが、二度目の来店で少し余裕が出来た健太郎はじっくりとコースを見る。そのコースの中でひとつだけ1対1のコースがある事に気づく。それは社長VIPコースで、料金はワンランク上の3万円であった。しかし先日の並の料金であれだけ楽しめるのだ。これが3万円だったら一体どれだけのものなんだとワクワクした健太郎思い切って社長VIPコースを選択した。 
 先日と同じように事務所のドアを開ける健太郎。すると事務所では既にプレーが始まっていた。素股をしている事務員、フェラチオをしている事務員、セクハラされている事務員…、全員が健太郎に挨拶をする。
 「おはようございます、社長…。ハァハァ…」
快感に満ちた声で挨拶する姿にドキドキした。
 「おはよう。」
健太郎は社長になりきり偉そうに挨拶を返す。この間プレイした風俗嬢とは全員面子が違う。それぞれがみんな可愛い。この店のレベルの高さに改めて感動する。そしてこの店の場合、ハプニングが楽しいと知っている健太郎。自らハプニングを起こす。
 「みんな聞いてくれ。」
ハプニング発動だ。客は全員、どんなハプニングが起こるか期待する顔をしていた。
 「事務員の中に、仕事中、トイレでオナニーをしている者がいるみたいなんだ。一体誰だ?」
健太郎の言葉に全員がこれからの展開を考える。すると男性客がまず話に乗って来た。
 「仕事中にオナニーなんて…おかしいだろ!」
 「誰だ?おい、佐藤!お前じゃないのか?」
アナウンサーのような容姿の佐藤綾子に向かって言った。綾子は今、椅子に座りクンニをされている。
 「な、何で私が!?」
 「だってお前、顔からしてエロいだろ!」
 「か、顔は関係ないじゃないですか!わ、私…」
強気で反論する綾子に客は激しく性器を舌で舐め始めた。言葉に詰まる綾子。しかし必死で演技する。
 「私…オナニーなんて…ハァハァ…しませんから…。」
健太郎は綾子に歩み寄り、顔を寄せて聞く。
 「本当か?」
 「は、はい…。わ、私…、男には…ふ、不自由してませんので…。」
健太郎はニヤリと笑う。客は一人一人事務員達を名指しで怪しんでいく。しかし全員が否定した。
 「じゃあ誰がしてるんだ!本当にお前じゃないんだな!?」
それぞれの事務員の胸や性器を攻めながら問いただして行く。しかし全員が否定した。
 (さて、どうするんだ…?)
客全員が健太郎の出方に注目する。しかし展開はもう考えていた健太郎。社長らしい威風堂々的な姿で言った。
 「…残念だ。正直に言えば許してやろうと思ったんだが…。仕方ない。営業が汗水垂らして稼いできた金で給料を貰いながら、仕事中にオナニーをして営業の努力を踏みにじっている者…、それは…」
全員が注目する。そして事務所を見渡しながら言い放った。
 「吉村架純!君だ!」
名指しされビクッとする架純。この中にいる事務員の中で一番純情そうな女であった。
 「わ、私…オナニーなんてしてません!!」
反論する架純。当然役になり切っている。
 「ま、まさか架純ちゃんが…。」
 「ま、マジかー!?」
会社のアイドル的存在に仕立て上げていく客達。そして次第に言葉に攻撃性を持たせ行く。
 「でも、俺達が稼いで来た金で給料貰ってるくせに、仕事中にオナニーなんてしてるなら、許せないよな…」
 「純情そうな女に限って、意外とエロかったりするもんな。」
 みんなが架純を攻め立てる。
 「ち、違います…。わ、私…オナニーなんてしてません…。」
客にスカートの中に手を入れられ性器をいじられながら怯えるような声で答える。
 健太郎は架純の元へ歩み寄り感情を抑えた声で静かに問いかける。
 「確認すみなんだよ。吉村君、君は仕事中に良くオナニーをしているね…?」
何とも言えない健太郎の醸し出す雰囲気に架純は観念したかのように答える。
 「はい…。」
恥ずかしそうに下を向き目をギュッと閉じた。


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