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家族
【獣姦 官能小説】

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M出産-2

病院に到着し、私はすぐに純子さんの内診を受けました。純子さんによると、すでに子宮口が開いており、あと少し開けば子宮口が全開になって、いよいよ分娩になるそうです。

「分娩台に移っておきましょ。もうすぐだから」

純子さんはそう言うと立ち上がり、私は純子さんの後について分娩室に向かいました。

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緊張しているのか、分娩台に乗せた足がプルプルと震え、手すりを掴む手に力がこもります。

この日のためにたくさんの準備をしてきました。娘の露美や純子さんにたくさん協力をしてもらいました。それもこれも、この瞬間のためでした。お腹の子犬が無事に産まれるかはすべてこの瞬間にかかっています。

お腹の子犬に万が一のこともありますし、なにが起こるかまったくわからない状況です。緊張するなといっても無理があります。どうしたって心が強張ってしまい、不安で胸がいっぱいになります。

高まる陣痛を和らげるために呼吸を整え、身体から力を抜いていきます。身体を丸めたり、揺すったりしながら、リズムよく呼吸するのですが、どうしても陣痛に負け、呼吸を乱してしまいます。

分娩台に手足を固定されたまま首だけを動かして、私は分娩室にいる夫に視線を向けました。

(今からあなたの子を産みますから……、必ず元気な赤ちゃんを産みますから……)

私はロンに視線を向け、心の中で何度もそう呟いていました。そう心のなかで呟くだけ緊張感がほぐれていくことが自分でも不思議でした。


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「子宮口をチェックするわね」

準備を終え、診察室から分娩室に戻ってきた純子さんはすぐに滅菌グローブをはめ、膣口から人差し指と中指を膣口に差しこみ、差しこんだ二本の指で膣口を広げました。

「全開になってるわね、もうすぐ産まれるわよ。大丈夫、脈拍も呼吸も問題ないわ、健康な子犬が待ってるわよ。ささっと産んじゃいましょ」

私はグッと眉間に力を込めました。いよいよ始まるのです。愛する夫の子犬を産み落とす瞬間が……

私は分娩台の上でつま先を反り返らせ、膝を外側に力強く開き、すぐにやってくるその時に備えます。

痛みに耐えながらも、私が必死に呼吸を整えていると、いきなり純子さんの声が私の耳に響きました。

「陣痛の波が来たわよ、はい、いきんで!!」
「ふうううううッ!!!んんッ……、はぁはぁ……」

純子さんに言われてすぐに陣痛がやってきて、私は大きく息を吸ってから、歯を食いしばり、首を前に傾ける姿勢で必死にいきみました。しかし、襲ってきた痛みと圧迫感に耐えられず、前に傾けた身体が勢い良く後ろに戻り、そのまま背中を分娩台の背もたれにぶつけてしまいました。

貧血を起こした時のように頭がクラクラとなって、顔から血の気が引いていきます。しかし、陣痛は待ってくれません。

「はい、また陣痛が来ますよ!!」

純子さんが陣痛モニターを見ながら叫びます。私は、再び純子さんの声に合わせて、大きくいきみました。

「んんんん!!!ふううううううううううっ!!!」

私が、大きくいきんだ瞬間、膣口から暖かい透明の液体が噴き出しました。そして、その噴き出した液体の中に赤い筋のような血が混じっているのを、純子さんは見逃さなかったようです。純子さんは私を励ますように声をかけてきました。

「羊水に血が混じり始めてる!頑張って、もう少し!ほら、いきんで!」
「んんんんんッ!」

純子さんに励まされ、私は再び全身に力を込めていきみました。

「頭が見えてきた!!頑張って!!」
「ううううううッ!!んんんんッ!!」

ここまで来ると、私自身、陣痛のリズムもわかってきます。私は身体に訪れた陣痛に合わせて、力任せに身体をのたうち回しながら大きくいきみました。もうすでに子犬の頭が完全に露出しています。

「さあ、あと一息!!!」
「うううううううううううッ!!!!!」

気合を込めて私が力一杯大きくいきむと、膣口が一気に広がってお、腹の赤ちゃんが膣口から滑り出てきました。

「うううううううううう!!!はぁあああああああッ!!」

最後の力を振り絞り、私が歯を食いしばって、身を丸めながら大きく力を込めると、重みのある湿った音がしてから、純子が嬉しそうな声を上げました。

「おめでとうございます!!産まれました、元気なオスの子犬が!!あなたの子犬ですよ!!」


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