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犯される母の、その横で
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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犯される母の、その横で-3

 姿を見せるなり一つ荒い鼻息を吐いたのは、言うまでもなく桐林卓二。
「さて、と」
 桐林は親子の寝室に踏み込むと、着ていた下着を脱ぎ捨てて素っ裸になった。そして素早く
恵の布団をめくると、のしかかるような体勢で上から覆いかぶさる。
「ん、んんっ!」
 突然の出来事に、色白で柔和な恵の顔がさっと強張った。
「へっへ、おとなしくしろい」
 常套句で脅かしながら、桐林が攻勢を強める。武骨な手はみるみるうちに恵の上半身を裸に
して、さらに荒っぽく下半身へ伸びた。
「あっ……やっ……新が……こ、子供が、起きちゃいます」
 恵は必死に身体をもぞつかせて、股間に迫り来る手を払いのけようとする。
 だが、それは全くの無駄な抵抗でしかなかった。
「だったらあんたは静かにしてろ。こっちはガキが寝てようが起きてようが関係ねえんだ」
 桐林はずり下ろした恵の寝間着を放り捨て、色気のない地味なパンティーに指をかける。
「んっ……やっ……いやっ……」
 骨ばったおぞましい感触から何とか逃れようと必死に力を入れる恵だが、所詮隣で眠る新に
気を遣いながらのささやかな抵抗。その程度で状況を変えることはできなかった。
「大体、いいのか?」
 桐林が恵の耳元で囁く。
「ここで俺を拒絶しちまって。先のこと、ちゃんと考えてんのか?」
「さ、先の、ことって……」
「旦那と別れた子持ちの女が越してきたばかりの街で上手くやっていけんのか? あちこちに
顔が利く俺の機嫌を損ねたら色々まずいんじゃないか? ん?」
「……」
 上から語られた桐林の言葉に、恵は澄んだ瞳を困ったように伏せて黙った。
 その通りだった。ただ引っ越してきただけのこの街に、つてやコネはない。パートくらいは
探せるだろうが、新の今後を考えるとそれだけでは心もとなかった。
「で、でも……」
 恵はためらうように身をよじった。こんな真似をして新に恥じることはないか。その迷いが
口ぶりや態度にじわりとにじむ。
 だが桐林は、恵にそれ以上考える時間を与えなかった。
「でももへったくれもないんだっての。そら、よっと」
 わざと大きな声を出しながら下着を剥ぎ取ると、さらに恵との距離を詰める。
「あ、やっ……」


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