道を外した男-4
恵子様も、御主人も、いい感じで、酒に酔い、楽しい会話で時間が過ぎて行きます。
所で、家の人とマサさんは、どんな関係なんですか？
この人は古い友人だとしか言わないから。
今まで、マサさんの話は聞いた事が無かった、でも１か月位前から、
良く会話に出てくるようなったんですよ。
性欲には勝てない旦那だ、上手に浮気は出来るタイプでは無いと認識しました。
いや、いや、偶然に得意先の講習会でバッタリ会って、久しぶりみたいな感じで、
お互い近況を話、今度、一杯と言う話になり、今日に至ったんですよ。
マサは、大汗をかきながら、嘘八百を並べて、その場を切り抜けました。
でも、羨ましいですよ、こんなに綺麗で、色気の有る奥様が側に居て、
これなら他の女性なんて目もくれないでしょうね。（男にはしゃぶられているけど）
そんな事、言わないで恥ずかしいわよ、もうおばさんですからね。
もし、恵子さんが、私の奥さんなら、毎日早く帰って、毎晩が楽しみですよ・・・。
まぁ、マサさん、恥ずかしい事を。でもね、最近マンネリなのか、御無沙汰なんですよ。
おい、おい、２人とも何を言ってるんだよ、全く。
３人は、顔を見合わせて大笑いしました。
かなり酔いが進み、きわどい話も、普通に照れも無く出来る状態になって来てます。
その時です、恵子様が、マサさんは、あっちの方はお元気そうね、
家のは、最近駄目になってるのよ
それも、ここ１か月位、特に酷いのよ。何か、いい方法無いかしらね。
いきなり、この人は何を言い出すんだろう、俺がしゃぶる時は、
凄い勢いで勃起してるし、大量の男汁を出してますよ、
なんて事は言える筈が無く、住む世界が変わったな、この旦那も。
心の中でつぶやきました。
そうなんですか、御仕事が忙しいから、精神的な物でしょう、
きっと一段落したら、元に戻りますよ。
マサは、そう言いながら、御主人を見て、
恵子様に解らない様に小さくウィンクしました。
だと良いんだけど、口では元気になるのに、いざって時に中折れしちゃうのよね。
（オイオイ決定打だよ）
お前は、少し黙ってなさい。御主人が恵子様に向って言います。
だって、本当の事なんだもん。口を尖らして言われました。
可愛い仕草です、まさは思わず胸キュンしました。
そう言うお前だって最近おかしいぞ、前は、直ぐに入れてって言ってたのに、
最近は、ずっと舐め続けてなんて言いながら、俺の顔に押し付けようとして来るし、
まるで、ＳＭの女王みたいな言葉を言ったりするし、本当に変わったよ。
御主人、申し訳有りません、私が変えました、てか、素質は間違い無いですよ、
あんたの女房は・・・。
これも又、心の中ですが・・・。
まぁ、女性も色々とストレスが有りますから、
たまには攻守交代したい時も有りますよね。
そう言いながら、今度は御主人に解らない様に、恵子様にウィンクしました。
マサさんは、優しいのね、本当に。男心も女心も良く理解していて。
きっとモテるでしょうね。
当たり前です、バイセクですから、思わず言いかけてしまいそうでした。
これからは、ちょくちょく家へ遊びにいらしてね、主人が留守でも構わないから・・・。
そうだよ、気にするなよ、逆に恵子が居ない時に、
男同志で盛り上がるのも良いかもな・・・。
困った夫婦です。下心見え見え。これこそ両刀使いのまさには最高の夫婦かも。
さて、ぼちぼち寝るか、大分酔ったから、眠くて。
御主人は、お休みと言いながら、２階の自室の行ってしまいました。
困った人ね、全く。心にも無い事を恵子様が放ちます。
あの人は、寝てしまうと、何が有っても、起きないのよ、だ・か・ら・・・。
キターッ！！
恵子様がマサを見つめながら、しな垂れかかって来ます。
髪の毛からは。良い匂いがして来ます。
元来が匂いフェチのマサですから、鼻孔が開いて、官能的な気分になります。
そうなんです、この雰囲気なんです、これがマサが好む理由の一つでも有るんです。
恋人のように甘えて来てるのに、プレイになると豹変する。
このギャップが良いんですよね。
真理子様は、マサの前では１００％女王様です。
キャリアウーマンらしく、カイさん以外の男性の前では
絶対に崩れた所は見せない。
でも、恵子さんは、熟女と言う雰囲気がプンプンして、母性本能を擽ると言うか
年上の女性と言う雰囲気がピッタリ身体とマッチしてるんです。
恥じらいの中に、Ｓ性が潜んでいる。
これらが、マサには堪らないです。