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ある夜の出来事
【その他 官能小説】

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非常階段-8

男は押し倒すと、やっとリカの唇を解放した。

「っはぁ、っ、…何するの!」

リカが男を睨みつけるが、何の効果もない。
長く濃いキスが苦しかったのだろう。
涙ぐみ、口元をテラテラと涎で濡れ光らせてる姿は扇情的でしかない。

「リカが誘ったんでしょ?友達にバレたくないよね?」

男が優しい笑顔と口調で言う。
話してる内容さえなければ、進学校の優等生らしい姿だ。

「誘ってなっ…!」

反論しようとしたが、乱暴に制服を捲り上げられ胸があらわになる。
慌てて隠そうとするリカの両手を頭上で抑えつけ 、男の笑顔が深まる。


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