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ある夜の出来事
【その他 官能小説】

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車の中-17

「送るよ。」

後処理が終わると、男は運転席に戻って車を出した。

走り出した車の中、リカが視線を外に遣ると木々の間から確かに街の光輝く夜景が見えたがリカの心に光が届く事はなかった。

最初の駅まで送ってもらい車を降りると、リカは「ありがとう。」言い次の約束などせず帰っていった。

強い刺激への体の満足と、それだけでは埋まらない心の空虚感を抱え そっと男のアドレスを消去した。






一方、まったく別の男がSNSのリカのブログページを見て笑顔を浮かべた。

「いけませんね。こんな所に登録して…」

男は、確実な証拠とする為に全てのページをスクショすると笑みを深めた。


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