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ある夜の出来事
【その他 官能小説】

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非常階段-7

「…え?…っ!!」

男に違和感を感じたリカが振り返った時には遅かった。
強引に唇を奪われ、舌が割り込んできた。

「ん゙ぅ…っ…」

必死に抵抗し逃げる回る舌を、巧みに絡め取って きつく吸われる。
ぐっと後頭部を引き寄せられて、嫌々と首を振っても逃げられず涎だけが重なる唇から零れリカの口元を伝っていった。

「っ…んぅ…ゃ…」

リカの抵抗を無視して男は、反論出来ないようキスしたまま制服の中に手を滑り込ませ手早くホックを外した。

「っ!!」

リカが慌てて体を捩るが、所詮は男と女なのだ。
力で敵うはずもなく、ズルズルと冷たいコンクリートの床へと押し倒されてしまった。


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