甘-6
いきなり顎をつかまれてキスをされた。
舌を入れられ、口内を犯される。
舌が絡み合って、糸を引く。
「んぁぁ・・・ぁぁ・・・・ぁ」
次の瞬間、王子が私の中に入ってきた。
手が自由にならないから
上手く体位が保てない。
その不安定さに小さく笑った王子が
私を後ろから抱きしめた。
「すみれ」
喘ぐように聞こえたその声が私の中を刺激する。
「いやぁぁぁ・・・・」
お互いにそれを「気持ちいい」に脳内変換すると
さらに動きを早くして私を刺激した。
「んはぁっ」
「すみれ。もっとって言え」
「もっとぉ・・・も・・・っと」
私の声を聞いて激しくなったその動きに
私たち二人は傍から見たら異様な恰好でお互いを解き放った。
前回と同じように・・・・
まだ息が荒い中。
目隠しと手のネクタイをはずしてくれたあと、
「ありがとう。気持ちよかった」
そう私にキスをする。