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笛の音
【父娘相姦 官能小説】

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笛の音 3.-34

 信也に命じられて瑠依子はすぐさま振り返ると、磔にされた有紗のM字の膝に手を付いてヒップを差し出した。後ろから近づいた信也が、背後に剥き出しになった秘割へ男茎を擦りつける。瑠依子はふくよかで有紗ほどにはスタイルは良くなかったが、大きなヒップに代表される肉感的な体をくねらせて信也の男茎を愛しんでいた。
「……有紗ぁ? ……ごめんな、お父さん、先に瑠依子とジュボジュボするぞぉ?」
 己の背後から聞こえた信也の声に、瑠依子も潤みきっただらしない顔を上げて、
「あ、有紗ちゃんっ。……さ、先におちんちん、い、挿れてもらっちゃうね」
 と言った。
「やさしいなぁ、瑠依子は。……実は有紗もオクスリを塗られてずっと触ってもらえずにウズウズしてるんだ」
「ほ、ほんとう?」
「ああ……」
 腰骨を持って男茎を狭間に沿わせて上下させながら、顎で瑠璃子の背を越えて有紗を差し示す。「瑠依子、有紗の口のやつ、取ってあげてくれ。耳のところのバックルを外せば取れる」
 瑠依子が手を伸ばしてきた。外してもらいたかったはずなのに、今会ったばかりの女に外される屈辱に思わず首を振ったが、
「有紗ちゃんっ、じっとしてよぉ……」
 と瑠依子に抑えられると、頬と首の後ろを締め付けていたベルトが緩んだ。緒を瑠依子に引かれて歯から外されると、ゴボッ、という音とともに溜め続けていた涎が胸の上に落ち、有紗は大きく息を吸った。
 瑠依子から見れば、口枷を取ってみると、やはり椅子に磔にされた女の顔立ちは想像以上に整っていた。忽ち恵まれたその外姿に対する羨望が、バカだバカだと信也に卑しまれ続けた屈辱と相乗効果を起こして、瑠依子は膝に添えていた手を、有紗が身を預ける背凭れの縁にまで進め、間近に顔を覗きこんできた。
「……あ、あんた、ルイのこと、バカにしてるんでしょっ?」
 近距離から苛辣な恨みを顔面に浴びて、有紗は目を逸らせなかった。同性から浴びる眼差しはひと睨みで有紗を緊直させて、馬鹿になどしていないので申し開きをしたくても言葉が出てこなかった。
「お、おまえだって、もうマンコ、ドロッドロにしてるくせにっ。そんなバカにした目でみてんじゃねえよっ!」
「……おい、有紗に危害を加えたら、この姿で外に放り出すぞ?」
 背後から叱られた瑠依子は、かぶりを振って、
「だってぇ……。あ、有紗ちゃんがぁ……」
「瑠依子はバカで、有紗に比べたらぜんぜんブスだが……」
 信也は有紗に覆いかぶさったままの瑠依子の陰裂に亀頭をあてがうと、「……ずっと素直ないい子だ。だから、有紗よりも先に俺のおちんちんを挿れてもらえるんだぞ? ……っ!」
 一気に奥まで貫いた。
「うわぁんっ!」
 喜涙を両頬に垂らして、有紗の目の前で険しい顔から恍惚の表情に豹変した瑠依子は、信也が打突を見舞ってくると、
「あふぁっ……、き、きもちいいっ、チンポっ、……たまんないっ!」
 舌足らずな大声で辺り構わず叫ぶ。「どおしよぉっ、も、もうイッちゃうっ。オクスリでエッチになった、ル、ルイのバカマンコぉっ……」
「くっ……、いいぞ、イッて。ほら、イクんだ。有紗に、きもちいいところを見せてやれっ!」
 信也が荒々しく量感ある瑠依子のヒップを鳴らして男茎を突き込むと、瑠依子は有紗の頭の両側に手をついて、間近まで性楽に溶けた顔を近づけると、
「ああっ、イク……。ほら、あんたよりも、バカでブスな私のほうが……、先にイカせてもらえるんだっ……、私、いいでしょぉ? すっごくオチンポきもちいい……」
 と濁った声で、黒目は有紗に焦点を結べずに彷徨っていた。
「……も、もうやめてっ!!」
 口の戒めを解かれて最初に放った言葉がそれだった。瑠依子に淫辱を揮う信也に対する非難ではない。謂れのない恨みを向けてくる瑠依子に対する抗議でもない。――こんなにも間近に媚薬の疼きを癒やされている姿を見せつけられて、脳の制御から体が乖離して渇求で肉体が融解してしまいそうな妄覚に対する抵抗だった。
「イクッ、……、あああっ!!」
 最後は背を限界まで反らして瑠依子が極まると、そのままドサリと有紗の上に落ちてきた。重い。だが他人の肌が触れると、それがたとえ女であっても、過敏になっていた有紗の全身が電流に打たれたように波打った。
「ああっ……、ああっ」
 離れろ、離れてくれ。だが女ならではの軟らかく繊細な肌触りと、甘ったるいフレグランスに淫らな汗を混ぜた匂いに包まれると、レザーショーツの中から音が聞こえないか案ずるほどの蜜が迸り、腰が前後してしまう。
「がひっ……!」
 容赦のない強さで尻肉を平手打ちされて、自失しそういなっていた瑠依子が家畜のような声を上げて刮目した。
「ほら、もう一度椅子に登れ。このまま」
 バチンッ、バチンッと、牛馬を進ませるように何度も打擲されて、瑠依子は肘掛けに膝をつくと再び椅子の上に登ってくる。
「もっとだ」
「……も、もっと?」
「有紗より先にジュボジュボしてもらえた所、見せつけてやりたいんだろ?」


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