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忘れられない時間
【レイプ 官能小説】

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虐め抜かれる快楽-7

 痺れきった乳首の感覚がなくなっていく。
 腫れあがった女芯は、なおも執拗に指で嬲られている。
 ときおり振り上げられる左手が、容赦なく桃子の尻を打ち続けた。
 すべての刺激が強烈な快感となって怒涛のように押し寄せてくる。
「だめ、お漏らししちゃうの、そんなにしたら桃子、お漏らししちゃう……!」
 おにいちゃん。
 やめて。
 おにいちゃん、と声に出していた。
 坂崎はそのまま受け止めてくれる。
「こんなところでお漏らししていいのか? みんな見ているよ、恥ずかしいね。桃子」
「いや、いやなの、あ、あぁっ……!」
 目の前に、あの田舎町の風景が広がる。
 懐かしい近所の人たちが、ひそひそと囁き合う声が聞こえる。
 あの子だよ、お兄さんといやらしいことをしているのは。
 恥ずかしい格好をして。
 すぐにお漏らしをする変態だよ。
 違うの、だってこれは。
 おにいちゃんが。

 すっ、と指が離れていく。
 中途半端な物足りなさに焦れてしまう。
 もっと、もっとして欲しいのに。
「まだ我慢するんだ。もっと良いものをやるからな」
 坂崎が背を屈め、床に落ちていた玩具のひとつを拾い上げる。
 勃起した男性器をデフォルメした形状のバイブレーター。
 グロテスクな紫色をしたそれは、本物の男根よりもずっと大きく太く作られている。
 再び頭を床につけ、背中をそらせて尻を高く上げさせられた。
 バイブの先端が、細かに振動しながら秘唇を押し割っていく。
 めりめりとこじ開けられていく肉路に、尋常ではない圧迫感があった。
 膣襞は悦びに震え、疑似性器に絡みついていく。
 坂崎は加減をせず、その巨大な玩具で桃子の奥深くを一息に刺し貫いた。
「うあ……あぅっ……」
「こんなものまでおまえは簡単に飲みこんでいくんだな。どこまで淫乱なんだ、桃子は」
 額に嫌な汗が滲む。
 きつい、きついっ……!
 内臓がすべて押し潰され破壊されていくようだった。
 あまりの衝撃に悲鳴も出ない。
 最奥部まで突き立てた後も、坂崎は休むことなく手を動かし続ける。
 ずぶっ、ずぶっ、とバイブが子宮口を突き上げてくる。
 意識が飛んでしまいそうになるのを、血が出るほど唇をかみしめて耐えた。
 何度かピストン運動が繰り返された後、それを挿入したまま尻の穴をまさぐられた。
 ぐぐっ、と何かが押し込まれる感覚。
 丸い形状。
 おそらく、以前も使用したことのある卵型のピンクローター。
「あ、あ、お尻だめ、そ、そんな」
「だめ、だめ、と言いながらいつもおまえは悦ぶんだ。そうだろう?」
 悪い子だ。
 本当に。
 ローターはすぐに菊穴から直腸へと沈み込んで震え始める。
 薄い肉の壁一枚を隔てて、バイブと擦れ合いながら桃子を限界まで苛め抜いていく。
 気持ちいい。
 痛い。
 苦しい。
 何がどうなっているのか、もうなにもかもわからない。
「ひあああっ! 苦しいの、もう、もうだめなの、助けて、おにいちゃん……!」
 坂崎がズボンを押し下げ、桃子の顔をひざに抱えあげた。
 唇に押し付けられたものを、桃子は自分からすすんで口の中に受け入れる。
 熱く煮え滾っているような肉の塊。
 ぺちゃぺちゃとしゃぶっているうちに、口腔内で脈打ちながら大きさを増していく。
 桃子の頭をぐうっと押さえつけ、喉の奥まで男根を突き立てながら坂崎が呻くように呟いた。
「ああ、上手だ……もう壊してやる、壊してやりたいよ、桃子」
 いいよ。
 もう。
 壊して。
 こんな体。
 背中や尻を叩かれ、首輪で喉元を絞めつけられる。
 ふうっ、と視界が黒く染まる。
 下半身が緩み、びしゃびしゃと堪えていた尿が放出されていく。
 ごめんなさい、ごめんなさい。
 失神する寸前、桃子はやっと何かに許されたような気がした。
 
(つづく)


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