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スー
【ロリ 官能小説】

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スー-3

 日本に帰り、何人かの候補の中から一人のカメラマンを選んでスーの写真を見せる。
 「いいですね・・・日本人には見えないけど日本人好みではありますね」
 「撮影も向うでしよう、南国の海岸やプール、アジアンティストのホテルが似合いそうだろ?」
 「モデルだけ日本に連れてきた方が安上がりではありますがね」
 「いいんだ、この娘は必ず売れるよ」
 「俺もそう思いますよ、酒井さんが俺を選んでくれてラッキーだったな・・・」

 出版社との打ち合わせもスーの写真を見せるとスムースに進み、すぐにスタッフごと現地に飛んで撮影した。
 ホテルのロビーや庭での着衣の撮影でスーの無邪気な可愛らしさを強調し、部屋での下着〜ヌード、プールサイドでの水着〜ヌードと続けてその肢体を余すところなく見せつけ、夕暮れ時のビーチでは清楚なワンピース姿でスーとデートをしているかのようなムードを演出したあと再びホテルの部屋で情事を連想させるかなり扇情的なポーズでのヌード。
 スーの表情も恥じらいと楽しげな様子が交錯して実にいい感じで撮影は順調に進んだ、二度目の部屋でのヌードで恥ずかしいポーズを要求されるとすこし悲しげな表情になるのだがそれもまた扇情的、大きな瞳が翳り、少し厚めの唇が半開きになると10歳の少女とは思えない色気を感じる。

 スーは高級リゾートホテルのような瀟洒な空間に脚を踏み入れたのは始めてだったらしく目を輝かせ、髪を整え、奇麗な服を着せてもらってうっとりしていた。
 ホテルで出される食事はスーにとっては見た事もないような美しく盛り付けられた豪華なもの、手をつけるのをためらっていたが、一度口に運んでしまえば夢中で食べる、そんな様子もいじらしく可愛らしい。
 酒井もカメラマンやスタッフもそんなスーにすっかり魅せられた。
 「今日はここまでだ、部屋で休みなさい」
 そう言うとスーは少し不安げな表情を見せる。
 「何もしないの?」
 「俺が襲うように見えるかい?」
 「そうじゃなくて・・・最初に1000ドルも貰って、今日も500ドル貰って、奇麗な服を着せてもらったり美味しいものを食べさせてもらったりして・・・何もしなくていいの?」
 「写真を撮っただろう?それも裸で」
 「それだけでいいの?」
 「ああ、それだけで充分だ、撮影はまだ明日一日かかる、明日も良い写真が取れるようにゆっくりと休め、明日の朝はビーチでヌードを撮るから早いぞ」
 「良い写真撮れた?あたしはあれで良かったの?」
 「ああ、充分だ、きっと日本で評判になるよ」
 日本で写真集が売れる、と言うことがどれくらいの金になるのか想像もつかないのだろう、スーはあどけない顔でにっこりと微笑んだ。
 翌日、スーもカメラマンも気分が乗っていたので撮影は順調に進み、まだ日が高いうちにスーを家に送り届けた。
 昨日の朝、迎えに来てスーを車に乗せた時は少し不安げな表情だった母親も、スーが元気に、楽しげに車から降りるとほっとしたような顔で喜び、スーを抱きしめた。
 「約束の500ドルだよ、また近いうちに撮影したい、連絡するよ」
 母親も信用したのだろう、何度も礼を言ってスーを家の中に入れた・・・。


 酒井はメジャーな男性誌の編集部と繋がりを持っている、スーの写真をその雑誌に持ち込むと編集長もいたく気に入り大きく掲載された、その写真が大きな反響を呼んで写真集は飛ぶように売れ、スーは一躍日本で有名になった。
 本人はまだ小さな村のバラックのような家でつつましく暮らしているのだろうが・・・。

 一般的に少女モデルの賞味期間は短い、スーの場合、まだ体つきに女らしさを備え始める直前の肢体、今は素晴らしいが1〜2年後にはどうなるかわからない、胸や尻が膨らみ始めた時にどう変わって行くのか予想がつかないのだ、それに加えて撮影に慣れて来ると初々しさが失われていく可能性もある、正に一瞬の輝きを捉えないとダメなのだ、ちょっとでも鮮度が失われるとすぐに見向きもされなくなる。
 酒井とカメラマンはほぼ二ヶ月ごとにスーを撮影した。
 現地での撮影に飽き足らず、スーをあちらこちらと連れまわして撮影した、写真集を出せば売れるのは間違いないので経費は潤沢に使えたのだ。
 


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