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スー
【ロリ 官能小説】

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スー-2

 しかし、今回は幸運だった、張り込み三日目にしてめがねに叶う少女を見つけることができたのだ。

 酒井の基準はいくつかある、まず可愛らしいこと、当然だが第一の基準だ。
次に日本人に見えること、この国の少女は大きな鼻、厚い唇、がっちりした顎を持っていることが多いが、稀に日本人で通りそうなすっきりした顔立ちの娘もいる、酒井が注目するのはそういう少女だ、南方系で色黒でもいけない、こちらのスタンダードからすれば相当に色白でなければならないのだ。
 三つ目は少女らしいプロポーションを持っていること、実年齢はともかく、日本で10〜15歳くらいに見えないといけない、その辺りの需要が一番大きいのだ。

 今回見つけた娘はスーと言う。
 スーは三つの条件全てに合致したわけではない、実は日本人には見えないのだ。
 肌の色はこの国の標準よりはだいぶ白いものの、日本人の基準からすると少々浅黒い、しかし、それを補って余りある魅力を感じたのだ。
 スーの顎はほっそりしていて、鼻筋は通っているとは言えないまでも小ぶりでかわいらしい、日本人好みのアクのないすっきりした顔立ち。
唇は少し厚めだが、形が良いのでくどさはなく、むしろすっきりした顔立ちに肉感的なアクセントを乗せている。
 そして特筆すべきは目、かなりぱっちりしていて印象的だったのだ、そこが「日本人に見える」という基準を無視して声をかけた一番の理由だ。

 ホテルに戻り、父親立会いの下で酒井はスーと向き合った。
 「洋服を脱いで」
 ぶっきらぼうに言う、素直に応じなければ怒鳴って脅す、甘い言葉は不要だし、今後の撮影の事を考えると、これは仕事であり、雇用主からの命令である事をきっちり示しておく必要がある。
 しかし、スーに脅しは必要なかった、恥じらいながらもきっぱりと裸になった。
 「手をどけろ」
 さすがに性器は掌で隠していたのだが、肝心な部分だ、しっかり記録して帰らなければならない、スーの掌がゆっくりと移動して行く。
 「回ってみろ、ゆっくりとな・・・もっとゆっくり・・・そうだ」
 一糸纏わぬ姿のスーの全てを吟味した。

 スーは完璧だった。

 肌は浅黒いもののスーの顔立ちにはむしろマッチしている、大きな目がより際立つのだ、胸はぺちゃんこで乳首もまだまだ男の子とあまり変わらないが、今はこれで充分、あまり大きくては年齢にサバを読んだと思われかねない、撮影を重ねて行く間に徐々に膨らんでくる方が理想的だ、一方骨盤がしっかりしているのだろう、腰つきには女らしさの兆しが見えていて尻の肉付きもほど良く、背中から腰、尻にかけてのラインが特別に美しい。
 そして何より性器が理想的だった、柔らかそうに盛り上がった土手に小さめの深いスリット、少女は総じて前付きなものだが、スーは特に前付きで正面からでも全てが露わになる、ラヴィアがまだしっかりその中に収められているのも好ましい、そしてとりわけ特徴的なのがスリットの脇にぽつんとあるほくろ、マリリン・モンローの口元のほくろは彼女のトレードマークだったが、スーのスリットを唇に見立てると丁度マリリンの口元のよう、しかも秘密の部分にあるほくろだから、淫靡な秘密、と言った趣もあり余計に魅力的だ。
 
 まず、純粋な記録としての撮影を終えると、少しポーズに注文を付けてみる。
 動きがぎこちないのは当然としても、ポーズはぴたりと決まる、背中から腰にかけてのラインが常に奇麗なS字を描く、腰が奇麗に反っているので贅肉のない下腹が少し前に突き出るのも少女らしくて魅力的だ、細身の体は頼りなげで思わず抱きしめたくなる、そして長く伸びやかな手足も美しい。
 色々と注文を付けながら30分も撮影していると、スーから最初の硬さが取れてきて表情も生き生きとして来る、大きな瞳はスーの感情をそのまま映し出すのでより印象深い。
 扇情的なポーズを要求すると悩ましげな表情になるのだが、それでいてかなり大胆なポーズを指示しても素直に応じる、思い切り開脚させた時にワレメの内部も垣間見えたが、肌が浅黒い分ピンクの肉が刺激的に見える・・・。
 既に記録としては充分だったのだが酒井は更に30分ほど撮影を続けた、せっかく乗ってきたからと言うのもあるが、酒井自身止めたくなかったのだ。
 「まだ撮るのか?」
 父親は娘がヌードを撮られていることにあまり関心はないようだ、退屈した感じで言う。
 「1000ドル払うんだ、それくらいで文句をつけるならこの話はなかったことにしても良いんだぞ」
 「いや、悪かった・・・」
 「わかればいい、撮影もこれで充分だよ」
「で?娘は使えそうか?」
 「ああ、合格だ、家に案内してもらおうか、そこで1000ドル渡すよ、契約しよう」

 父親がスーを連れて帰ると、売られるものと諦めていた母親はスーを抱きしめて泣き、スーも母親にすがって泣いた。
 父親が少女ヌードのことを告げると、母親の表情は一瞬曇ったものの、娘を売らずに済み、撮影ごとに現在の年収を上回るギャラも貰えるとあっては納得せざるを得ない。
 酒井は幾つかきつく注意をしてからスーの家を後にした。
 以前、契約金を渡したはいいが、いざ撮影に来てみると娘が太ってしまっていたという失敗があるのだ、スーの家も貧しい、金を手にして食い物が充分手に入る様になると歯止めが利かなくなる可能性もある、少しでも太ったら撮影はなく、ギャラも支払われないと釘を刺しておかねばならない。


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