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浦和ミュージックホール
【その他 官能小説】

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インタビュー ウィズ 里美-3

 「AVに三年って結構長いよね」
 「そうね・・・まだ続けるつもりだったんだけど、仲の良かったベテラン女優さんがSMの撮影で体壊して辞めることになったの・・・私の後から入ってきた元アイドルは一年で辞める時に引退記念作なんて撮ってたのに、長いことAV界に貢献してきたベテランには無茶な撮影を強制して壊れたら使い捨て・・・そんなところに幻滅を感じてたのね、そんな時ストリッパーの役をやることになって参考にと思ってこの劇場でストリップを初めて見たの・・・これだ!って思ったわ」
 「わかる気がするよ」
 「多分○○クラブ時代だったらそう思わなかったと思うけど、アイドルで挫折してAV女優も経験した私にとっては天職に見えたわ・・・スポットを浴びて奇麗な衣装を身につけて踊る、そして男性に癒しと興奮を・・・客席とステージの一体感も素敵だと思った、アイドル時代のコンサートってファンと一体のふりしてるけどプロデューサーや舞台監督の押し付けなのよね、アイドルもそれを演じてるだけ、でもストリップには本物の一体感があったから迷わず飛び込んだわ、幸い快く受け入れてくれたし」
「それは当然だよ、里美ほどの美形で踊れてまな板も辞さず、ディープスロートなんて特技も持っている踊り子はどの劇場も喉から手が出るほど欲しいに決まってる」
「ふふふ、ありがとう・・・私のステージ、気に入ってくれたみたいね」
「ああ、すごくね、ずっと続けるんだろう?」
「そのつもり」
「ところで、風営法が間近に迫ってるけど・・・」
「ああ、それは頭が痛いわ・・・まな板はもう無理ね」
「里美なら法律の縛りの中でもやっていけるさ」
「うん、ぬるくなるのは仕方ないけど、辞めるよりずっと良いと思ってる、ディープスロートもガラスのディルド使えば法には触れないだろうし」
「それはナイスアイデアだね、喉の奥ならいくら晒しても当局も何も言えない」
「それでもいいから続けようと思うの」
「そうだよ、ストリップの灯を消さないためにも頑張って欲しいな」
「それにしても、ここはいい劇場ね、みどりさんやりりぃちゃんには学ぶことも多いわ」
「特にみどりは大ベテランだしね・・・実を言うと俺、みどりに筆下ししてもらったんだ、まな板でね」
「へえ、みどりさんってこの街のセックスシンボルよね」
「ああ、マラ兄弟は沢山居るはずだよ、この居酒屋にもきっと何人か居ると思う」
「本当に・・・それにしても初体験がまな板?度胸あるわぁ」
「連れて来て貰った先輩に押し出されて上がっちゃったみたいなものだけどね」
「それでも出来たんだ」
「そこがみどりの・・・」
「凄いところよね・・・あの絶妙なストリップといい、柔らかな色気といい・・・初めて見た時から素敵だなって思った、まだまだ及ばないけど私の目標だわ」
「ああ、ぜひ二代目みどりになってよ」
「うん・・・みどりさんに追いつけると思えたらね、その時はあの謳い文句外すわ・・・」


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